ファッション|In Pictures

ロンドン・ファッションウィークAW26:ゴシックとグリーシアン・クラシックなど 7つの主要トレンド

ロンドン・ファッションウィークAW26シーズンが閉幕した。今季は、曖昧さ、カオス、そしてノスタルジックな引用が際立つコレクションが目立った。ポップカルチャーの潮流を反映したランウェイが見られる一方で、本質的なクラシックスタイルを堅持するブランドも存在した。本稿では、今季を象徴する主要なトレンドを解説する。 ゴシックの隆盛と「嵐が丘」 シモーネ・ロシャ、ドリーミング・イーライ、シネイド・ゴーリー AW26 LFW。 写真:©Launchmetrics/spotlight ランウェイで多用されたコルセットやレーシングは、ここ1ヶ月のポップカルチャーを席巻したエメラルド・フェネル監督によるゴシック小説の金字塔『嵐が丘』の現代版映画の公開と呼応するものであった。デザイナーたちは無意識のうちにこ...

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ファッション|Interview

ジュリアン・マクドナルド「キング・オブ・グラマー」がロンドン・ファッションウィークに帰還

シャネルやジバンシィで経験を積んだウェールズ出身のファッションデザイナー、ジュリアン・マクドナルド。複雑な装飾や豊かなテクスチャーをセクシーなシルエットと組み合わせ、豪華絢爛なグラマーを臆することなく表現するスタイルで、英国ファッション界において最も知られた存在の一人である。その誰もが認める「キング・オブ・グラマー」が3年ぶりにロンドン・ファッションウィークのキャットウォークに帰還した。 ジェニファー・ロペスからビヨンセ、カーダシアン家、リアーナ、ケイティ・ペリー、カイリーに至るまで、数々のセレブリティの衣装を手がけてきたマクドナルドは、常にドラマティックな演出を得意としてきた。今回の復帰ショーは、世界的に有名なイタリア人建築家レンゾ・ピアノが設計し、その細長いピラミッド型の形状でロン...

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ファッション

計算された色落ちと深い藍色:岡山デニムの魅力とは

岡山は、旧式のシャトル織機で作られた深い藍色と、長時間の染色工程による色落ち効果、そしてビンテージデニムのような柔らかさを持つデニムの生産地として知られてきた。 この巧みな生産工程と、アメリカ産生地の2倍の価格により、日本のデニムはかつて「ニッチな高級品」として扱われていた。しかし、アメリカでの中国製の生地や原料への輸入品の課税が高まる中、米国工場製デニムと日本製のデニムの価格差に大きな差がなくなった。他国産の生地の高騰により、高い強度と深いインディゴをもつ日本製デニムの人気はさらに高まっている。さらに、履きこむにつれて体に馴染む伝統的なデニムへの注目は、一部のデニム好きにとどまらず、Z世代 を筆頭に注目が集まってきている。岡山産のデニムの体現する「不完全な美」は本物をもとめる現代の消...

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ファッション|概観

勢いが増すロンドン・ファッションウィーク AW26:伝統ブランドの復帰と戦略的支援が追い風に

ロンドン・ファッションウィーク(LFW)AW26が月曜の夜に閉幕し、その勢いの強化を明確に印象付けた。2月開催の今回は、英国ファッション協議会(BFC)の公式スケジュールに90以上のデザイナーおよびブランドが参加。5日間にわたり41のランウェイショーと20のプレゼンテーションが開催された。 2月19日から23日にかけて開催されたLFWの参加率は前年比で11%増加。これを受け、主催者はBFCが言うところの「バンパーカレンダー(大規模なカレンダー)」に対応するため、木曜の午後を追加した。これは、ロンドンの規模と国際的な地位を強化しようとするBFCの取り組みに沿った動きである。この拡大は、BFCが参加費を免除するという決定を下したことによるものだ。これにより参入障壁が下がり、意図的にキュレー...

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