ファッション
ベルリン・ファッションウィーク:ジョン ローレンス サリバン 26年秋冬はボクシングとブラックメタルが着想源
ジョン ローレンス サリバンは、メタルリフの響きとともにベルリン・ファッションウィークの観客を魅了した。 同ブランドの創設者である日本人デザイナーの柳川荒士は、ショー後のインタビューで、自身のボクサーとしての過去のキャリアとノルウェーのブラックメタルに共通する精神性からインスピレーションを得たと語った。それは、強さ、独立心、そして前進する姿勢であり、後戻りはしないという決意である。 ジョン ローレンス サリバン 2026年秋冬コレクション 写真: ©Launchmetrics/spotlight ジョン ローレンス サリバン 2026年秋冬コレクション 写真: ©Launchmetrics/spotlight コレクションには、雪に覆われたノルウェーの森をモチーフにしたプリントも登場す...
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東レ・帝人フロンティア・東洋紡が映す、日本の素材産業の今
日本国内の約98%の衣料品が輸入品であるのに対し、ファッション業界の輸出は素材に多く依存している。その素材産業の中でも、東レ、帝人フロンティア、東洋紡といった繊維会社は、持続可能性を考慮した設計がますます進む高性能繊維・生地の開発を専門としている。 その背景には、高度経済成長期の天然繊維中心の市場から合成繊維への移行、そして21世紀のグローバルな価格競争があった。高度経済成長期にイギリスからポリエステル製造技術を導入した東レと帝人は、耐久性や速乾性といった利便性を持つ新たな製品を生み出した。同時期に、日本でコットンの生産を牽引していた東洋紡も、合成繊維の事業に足を踏み入れ始める。 90年代以降、海外から低価格な衣料品が流入すると、日本の縫製・量産体制は競争力を失い、完成品としての衣料品...
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