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プラごみからボタン1.5億個〜H&M財団、インドで貧困・環境対策展開
インドでは年間約6200万トンのごみが捨てられている。そのうち焼却処分されているのは19%のみで、残りは埋立処分となるが、ごみのいく先はそこで終わらない。現地では生活のためにごみから有価物を拾う人々が150万人〜400万人いるとされ、インドのリサイクル業界を大きな支えになっている。 教育を受けられず、社会的弱者となって裸足でごみの山に登る人たち。市から持ち込まれる廃棄物からガラスや金属、プラスチックなど、現金化できそうなものを集める。貧困からごみ拾いをせざるを得ないが、彼らはインドの廃棄物管理システムにおいて欠かせない役割を担い、循環型経済のキー・プレイヤーである。それにもかかわらず、生活は厳しく、その働きにも日が当たらないばかりか、社会的支援もほとんど受けられずにいるのが実情だ。...
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