ラゴス・ファッションウィークが問う、ナイジェリアの「サステイナブルな思考」
ラゴス発――ラゴス・ファッションウィークでÉki kéréのショーが開催される4日前、アフリカ最多の人口を誇るナイジェリアの文化的・経済的中心地にある同ブランドのアトリエでは、ミシンの音が鳴り響いていた。 その日、ブランド創設者のアバシエケメ・ウカニレは、水曜日から日曜日の夜にかけて開催されたアフリカファッション界の重要イベントに向け、モデルやクチュリエを集めて最終調整を行っていた。 35歳のウカニレはAFPの取材に対し、「デザイナーとして毎年、サステイナビリティの分野でさらに一歩先へ進むことを目指している」と語った。 2025年は、インディゴ染料の使用に加え、「コーラナッツ」をベースにした染料にも力を入れたという。 2020年に立ち上げられた彼女のブランドは、ラフィアやナッツの殻から...
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