バーバリー、新キャンペーン「It’s Always Burberry Weather」でアイコニックなアウターウェアと伝統を称賛

165年以上の伝統を誇るバーバリーは、アウターウェアの進化を続けている。イノベーション、技術、そして冒険心を基盤に、新たなキャンペーンやポップアップストア、ヘリテージに着想を得たウィンドウディスプレイを通じてアイコニックなデザインを発表。さらに、拡大するアウターウェアのラインナップに新作を投入する。

このキャンペーンでは、アカデミー賞受賞俳優のオリヴィア・コールマンが主演する4本のショートフィルムが公開される。監督は『恋におちたシェイクスピア』や『コレリ大尉のマンドリン』、『オペレーション・ミンスミート』などを手掛けたジョン・マッデンが務めた。

フィルムは、ロンドンを初めて訪れた観光客の冒険を追うストーリーである。彼らが遭遇する様々な地元の人々を、すべてコールマンが演じている。クリケット愛好家からフィッシュ＆チップス店のカウンターに立つ女性まで、彼女の演技はロンドンのありふれた日常の本質を捉えている。

「それぞれのフィルムは、ロンドンで出会うであろう数多くのキャラクターのうちのほんの一部を称賛している」と、バーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるダニエル・リーは語る。

観光客役には、アメリア・グレイ、リウ・ウェン、ラッキー・ブルー・スミス、モナ・トゥガード、タイソン・ベックフォードといった国際的なスーパーモデルが起用された。

これらのショートフィルムは、各エピソードの瞬間を織り交ぜながらバーバリーのアウターウェアを披露する、テンポの速い一本の映像作品として集約される。

アウターウェアに焦点

遊び心のあるプロポーションが、レインウェアに新たなアイデンティティをもたらす。ヨークシャーで製造された撥水性のあるコットンギャバジン製のCastleford（キャッスルフォード）トレンチが再登場し、新作のFitzrovia（フィッツロヴィア）コートも加わった。Aラインのシェイプが、ブランドのシグネチャーシルエットにボリューム感を加えている。メンズでは、リラックスフィットのChestwood（チェストウッド）が1980年代のバーバリーのアーカイブトレンチからインスピレーションを得ている。

ヘリテージのレインコートとモダンなダウンのデザインを融合させたBerryhill（ベリーヒル）カーコートは、大胆なフィット＆フレアのシルエットが特徴である。Floriston（フロリストン）ジャケットは、クラシックなキルティングジャケットをボクシーなカットで再解釈し、光沢のあるナイロンにコーデュロイのトリムを施している。

アウトドアにインスパイアされたデザインが、洗練されたファブリックと融合する。Kensington（ケンジントン）トレンチを含むヘリテージスタイルは、起毛加工でソフトに仕上げたテクニカルカシミアで仕立てられている。また、レインウェアの要素をウールで再構築したBelmont（ベルモント）トレンチケープも登場する。ヘリンボーンウールのベルテッドコートは、ダブルブレストのシルエットに仕立てられている。

アビエイタージャケットの現代的な解釈では、ラペルからシアリングがのぞくデザインが特徴的である。ウールブレンドのボンバージャケットは、日常の装いにエレガントなタッチを加える。ダウン入りのパファージャケットは、コーデュロイ素材やアイコニックなチェック柄で再構築され、ウィメンズはワインレッド、メンズはトリュフブラウンといった豊かなカラーウェイで展開される。

クラムやアイスといったソフトなニュートラルカラーが、バーバリーベージュを新鮮に見せる。キャメル、ネイビー、ブラックといったコアカラーが全体を引き締めている。カラーパレットは、アースカラーのクレイブラウンやコールグレーから、深みのあるマホガニー、トワイライトブルーまで多岐にわたる。