トミー・ヒルフィガー、藤原ヒロシのFRGMTと協業 90年代プレッピーを再解釈したカプセルコレクションを発表
米PVHコープ傘下のアメリカンファッションブランド、トミー・ヒルフィガーが、日本人デザイナー藤原ヒロシが手掛けるFRGMTとの限定カプセルコレクションを発表した。「Tommy Hilfiger x FRGMT」コレクションは、2026年10月15日より、一部のトミー・ヒルフィガーストアおよびブランド公式サイトにて全世界で発売される。
今回のコラボレーションは、同ブランドのプレッピーな美学が音楽やストリートカルチャーと密接に結びついた90年代のアーカイブスタイルを再解釈するものだ。同ブランドによれば、このカプセルコレクションは、ブランドが掲げる「クラシック・アメリカン・クール」を、ニューヨークと東京の視点を融合させて表現している。
両デザイナーは長年にわたり、音楽、ポップカルチャー、そしてニューヨーク、ロンドン、東京のクリエイティブシーンからインスピレーションを得てきた。ヒルフィガーにとってその繋がりは、18歳の時にオープンしたストア「People's Place」に遡る。そこは若者たちがスタイルを発見し、レコードを聴き、集う場所であった。
ブランド創設者のトミー・ヒルフィガーは、「今回のコレクションでは、私たちのお気に入りである90年代のアイテムに立ち返り、藤原ヒロシ氏独自の日本的な視点を通して見つめ直した」と述べた。「その結果、私たちのヘリテージに敬意を表しつつ、大陸、視点、そして世代をつなぐコレクションが完成した」。
FRGMTのシグネチャーが施されたアーカイブピース
ラインナップには、ラグビーシャツ、ボタンダウンシャツ、バーシティジャケット、チノ、フィールドジャケットといったトミー・ヒルフィガーの定番アイテムを再構築したものが並ぶ。これらに加え、レガッタジャケット、セーリングポロ、ダッフルバッグなどのアーカイブピースも登場する。
コレクション全体には、サンダーボルトのグラフィックやポルカドットといったFRGMTのデザインコードが随所にあしらわれている。また、トミーのフラッグロゴは、カプセルコレクションのキーカラーであるライトブルーで再構築された。素材には、フランネルチェックのシャツ生地、ドライコットンジャージー、ウォッシュドナイロン、ヘビーウェイトコットンツイルなどが使用されている。
藤原ヒロシは、最初にこのブランドを知ったのは音楽を通じてだったと語る。「90年代、多くのヒップホップアーティストが独自の方法でトミー・ヒルフィガーを着用していることに気づき、それが強く印象に残りました」と彼は述べた。「このコレクションは、その90年代のノスタルジアと、私なりのトミールックの再解釈を融合させたものです」。
キャンペーンでは、ニューヨークのストリートで撮影されたショートフィルムが公開され、ブランドのアップタウン・プレッピーコードをスケートの文脈で表現している。今回のカプセルコレクションは、Patta、Aries、CLOTとの過去のコラボレーションに続くものとなる。