スイス時計業界、中東紛争の影響を注視 先行きは不透明
中東での紛争は、スイスの時計メーカーを不透明な状況に陥れている。これまで数々の危機を乗り越えてきた、スイスを象徴するこの業界の回復力が今、試されている。 業界最大の年次見本市であるジュネーブの「ウォッチズ&ワンダーズ」では、華やかなブースの裏で、この紛争が関係者の大きな関心事となっている。 レイモンド・ウェイル社のCEO、エリー・ベルンハイム氏は、近年の時計業界が直面した危機は今回の紛争が初めてではないと語る。同社は祖父が創業した家族経営の企業で、売上の約10%を中東地域が占める。 ベルンハイム氏は、「2008年のサブプライムローン危機に始まり、スマートウォッチの登場時には『時計業界の最悪の事態』が予測された。その後も新型コロナウイルスのパンデミックや昨年の米国の関税など、様々な危機が...
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