• Home
  • Trends

最新ファッショントレンド

ファッション|レポート

パリ・ファッションウィーク:バイラリティよりもプロダクトの本質を追求

春の訪れを感じさせる空気の中、2026年秋冬パリ・ファッションウィークは、まるで別世界の様相を呈した。メディアがイランへのイスラエル・アメリカ連合軍による攻撃の映像を繰り返し報じる一方で、ランウェイは欲望を掻き立てることに徹し、全く異なる世界観を提示した。戦争の暴力とその経済的影響に直面し、各ブランドはバイラリティの追求から離れ、プロダクトそのものが持つ本質的な力という原点に回帰した。 パリジェンヌの再解釈 パリジェンヌというアーキタイプの再解釈。左から:ブルチ・アキョル、タイム、シャネル、クレージュ 2026年秋冬コレクション。 写真: ©Launchmetrics/spotlight 危機的状況下(のみならず平時においても)において、パリジェンヌのイメージは、フランス国内外のファッ...

ファッション

MFW 26年秋冬カラートレンド:ネイビー、グレーからピンク、レッド、マリーゴールドまで

今季のミラノが発信したキーメッセージは、現代のイタリア人女性への賛歌であった。年齢を問わず、彼女たちには多様なワードローブと、ブラック、ネイビー、グレーといったベーシックカラーから、マリーゴールドイエローやミッドトーンピンクなどのブライトカラーまで、多彩なカラーパレットが必要であることをデザイナーたちは示した。その多様なムードは特にプラダのショーで巧みに表現された。15人のモデルがそれぞれ4つの異なるレイヤーをまとい、複数の色を組み合わせることで、スタイリングの柔軟性と個性を強調した。 ネイビー 「sciura(シュラ)」、すなわちエフォートレスなエレガンスを漂わせる典型的なイタリア人女性は、長年にわたりネイビーのようなクラシックなスタイルとカラーを好んできた。今シーズン、デザイナーた...

ファッション

シャネルのショー:マチュー・ブレイジーがスーツの再解釈を追求

マチュー・ブレイジーがシャネルで手掛ける4度目のショーは、期待を裏切らないものだった。2026年秋冬コレクションで、このフランス系ベルギー人デザイナーは、メゾンの象徴であるスカートスーツをモダンに進化させ続ける一方、ローウエストを新たなスタイルとして提案した。 レイヤリング、ローウエスト、そして玉虫色の輝き クレーンが設置されたセットで発表された今シーズンのファーストルックは、実用的なスタイルであった。ジップアップジャケットとサイドジップの膝丈スカートで構成されたブラックのリブニットスーツは、コレクション全体を象徴する、シャネルならではのエフォートレスなエレガンスを体現している。 コレクションの主役であるジャケットは、ロング丈からショート丈、時にはワイドでショルダーが強調されたデザイン...

ファッション

パリAW26 ストリートスタイル:主役はオーバーサイズのベルト、クラッチ、彫刻的な襟

ファッションマンスはパリでフィナーレを迎える。伝統的に一連のショーを締めくくるパリ・ファッションウィークのストリートでは、来場者たちが渾身のスタイリングを披露し、まさにスタイルの饗宴が繰り広げられる。 これまでの都市では繊細なスタイリングディテールが主流だったのに対し、パリでは一目で視線を奪うアクセサリーやプロポーションに焦点が当てられている。ウエストにはオーバーサイズのベルト、小脇にはステートメントとなるクラッチバッグ、そして顔周りを縁取るように高く立てられた襟。これらが、今季のパリ・ファッションウィークで特に際立っていたストリートスタイルの特徴である。 巨大なベルト パリのシルエットを定義づけるアクセサリーを一つ挙げるとすれば、それはXLサイズのベルトである。幅広で存在感のあるベル...