記事の著者 Jan Schroder
リーバイ・ストラウス、2024年度第1四半期決算は減収も市場予想上回る結果に
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リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Co.)が3日夕方(現地時間)に発表した決算2024年度第1四半期決算は減収となった。一方で全体的には市場の予想を上回る結果となったため、同社は通期利益予想を上方修正した。 リーバイ・ストラウスによると、2024年第1四半期の売上高は前年同期より8%減少し、15億6,000万米ドルを下回る結果となったという。卸売事業の納品に関わる体制の変更やロシア事業の撤退、「デニゼン」ブランドの販売終了などが要因で、これらの影響を除くと前年並みの業績であったと同社は説明している。 利益予想を上方修正 粗利益はコストの低下や製品ミックスの改善により増加した。しかしながら事業再構築対策のため1億1,600万米ドルの一時的な費用が業績に影響し、最終損益は...
ナイキ、第3四半期決算、売上高微増も減益
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米のナイキ(Nike Inc.)の2023年度第3四半期決算は売上高がわずかながらにも増加したが純利益は減少し、市場予測よりもわずかに良好な結果となった。 決算説明会でジョン・ドナホー(John Donahoe)CEOは第3四半期業績について、経営陣の予測の範囲内ではあるものの、ナイキのポテンシャルとは合致していないとし、マーケティング活動や製品ポートフォリオ、卸売販売事業について「さらなる調整」を図ると発表した。 米・アジアの成長、欧州の減収分を大きく補てん 第3四半期の売上高は前年同期比0.3%増の124億米ドルで、為替の影響を除いても微増となった。 主軸ブランドの「ナイキ(NIKE)」は卸売販売が前同比2%増(為替の影響を除いた前同比2%増)の119億米ドルとなり、グループ全体の...