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アマゾン、インドにグローバル事業拠点を設立

By Kristopher Fraser

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米・アマゾン(AMAZON)はこのたびインド・ハイデラバードに同社世界最大となるグローバルキャンパス(事業拠点)を開設したと発表した。これにより、同社のライバルである米・ウォールマート(WALMART)との競争に拍車をかける。

アマゾンのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)CEOはインド事業の拡大に向け55億米ドルの投資を行うことを宣言している。ハイデラバードの新グローバル事業拠点は同社が米国以外で所有する初の拠点となり、180万平方フィート(約17万平方メートル)のオフィススペースを擁し1万5千人を雇用していく。

またアマゾンは現在、インド事業拡大策としてインド最大の小売であるフューチャー・リテイル(FUTURE RETAIL)の持ち株比率を10%に引き上げる交渉を進展中。さらにインド国内における食料品配送サービスの展開も検討しているという。

インド事業拠点開設の前、アマゾンは米・ニューヨーク市クイーンズにおける第二本社建設計画を発表していたが、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)米国下院議員をはじめとする政治家の反対を受け撤退を余儀なくされた。現在第二本社は建設地をバージニア州アーリントンに移し建設が進行中で、完成後は当初のニューヨーク市の計画と同様の2万5千人の新規雇用が創出される見込み。

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