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フレッドペリーに傘下入り「ジョージコックス」の歴史を振り返る

By Danielle Wightman-Stone

2021年3月3日

ビジネス

英国で5世代続くシューズブランド「ジョージコックス(George Cox)」。その歴史は一足一足手作業で作る高品質なレザー製のダービーとオックスフォードの2種類の靴から始まった。ファッション界で広く知られるようになったのは1950年代前半、2代目ジョージ・コックス・ジュニアの代のこと。当時の英国の若者の間でブームとなった“テディボーイ”カルチャーを受け、ジョージ・コックス・ジュニアが家業の靴職人の技術と上質な素材を用いてスマートなスウェード靴を作った。その特徴的な靴は厚いゴム製の靴底を採用しており、「Brothel Creeper(ブローセルクリーパー)」とアイコニックな名称が付けられ、世界初のラバーソールが誕生した。

その後もモッズファッションを象徴するつま先のとがったウィンクルピッカーズや伝説のクラブ「ウィガン・カジノ」のダンスフロアを沸かせたタッセルつきローファーなど、「ジョージコックス」は数知れない英国のサブカルチャー・ムーブメントの一端を担うこととなった。1970年には同社が製造するウィンクルピッカーズやジョッパーブーツがジョニー・ロッテン、ポール・シムノン、ジョー・ストラマー、シド・ビシャスら伝説のアーティスト達に愛用されたことから、永遠にその名を英国のポップカルチャーに刻むこととなった。

近年では「フレッドペリー」をはじめ、「コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)」「ア ベイシング エイプ(A Bathing Ape)」「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」「ヒューマンメイド(Human Made)」などのデザイナーやストリートブランドともコラボレーションしている。

画像: courtesy of Fred Perry/George Cox