三共生興が「レオナール パリ」の全株式を取得
By Danielle Wightman-Stone
2022年8月8日
アパレル卸および流通を手がける三 共 生 興 株 式 会 社(以下、三 共 生 興)が、アイコニックなシルクのジャージやプリントで知られるフランスの「レオナール パリ(LEONARD PARIS)」の全株式を取得したことが分かった。
1958年にM.ダニエル・トリブイヤールが創業した「レオナール パリ」は50年以上にわたり三 共 生 興とパートナーシップを展開し、台湾・日本・韓国市場における事業を推進していた。
今後、三共生興の傘下に入ることで引き続き事業および技術面での発展を目指すととともに、グローバルでのプレゼンス拡大に努めていくという。
「レオナール パリ」のナタリー・トリブイヤール・シャッサン(Nathalie Tribouillard Chassaing)社長兼CEOは「“レオナール パリ”のアジアでの成功を50年以上支えてくれた三共生興にバトンをつなぐことができて嬉しく思う。今後、我々のブランドの伝統とノウハウは世界中で何十年も生き続けることだろう」とコメントを発表している。
さらに三共生興の井ノ上明代表取締役兼CEOは「“レオナール パリ”の伝統をこの上なく尊敬しており、ブランドを受け継ぐことができて非常に光栄に思う」と話している。
なお、「レオナール パリ」は今回の株式売却のニュースと時期を合わせて、今年9月開催の次回パリ・ファッションウィークで、2023年春夏新作のショーを開催することを明らかにしている。本ショーは三共生興傘下となって初めての開催となる。
パリコレ
レオナール パリ
パリ・ファッションウィーク
2023年春夏
LEONARD PARIS
Paris Fashion Week
PFW
SS23
三共生興