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「ロレアル」の北アジア事業がカーボンニュートラルを達成

By Rachel Douglass

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Image: L’Oréal

化粧品大手の「ロレアル(L’ORÉAL)」は、北アジアゾーンの5市場が同社グループ内で初めてカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)を達成したと発表した。

5市場に含まれるのは日本をはじめ、韓国・香港・台湾・中国本土。

「ロレアル」は2020年にサステナビリティ目標『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』を策定し、2025年までに世界中の全拠点でカーボンニュートラルを達成すると宣言していた。今回の発表はこれに則ったものとなる。

カーボンニュートラルの達成は、同社が上海で主催した「2022年ロレアル北アジア・中国間接調達サプライヤーデー」で「ロレアル」の北アジアゾーンのプレジデント兼ロレアルチャイナのファブリス・メガルバン(Fabrice Megarbane)最高経営責任者(CEO)により明かされたという。

なお本イベントでは、約100 社の戦略的サプライヤーと主要ステークホルダーが一同に会し、二酸化炭素削減に関する協働と解決策についての議論が行われた。

目標達成に向け、「ロレアル」の北アジアゾーンではさまざまな取り組みを行ってきた。

例えば中国本土や韓国では事業所内に再生可能エネルギーの発電設備を設置したほか、日本および台湾では再生可能エネルギーを利用した電気ボイラーの導入や現地自治体等からの電力購入などを行っている。

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