「オン」が初の子供靴コレクションを発売

スイス発のスポーツウエアブランド「オン（ON）」が同社初となる子供靴を発売した。幼児〜12歳の子供向けに、主力商品である高機能シューズに着想を得た靴を取り揃える。

発売したのは「クラウド・プレイ（Cloud Play）」および「クラウド・スカイ（Cloud Sky）」の子供サイズの商品で、いずれも世界中の顧客から高い要望があったモデルだという。

「オン」のジェラルド・マロルフ（Gérald Marolf）製品部門責任者はプレスリリースにて、「子供靴の開発を考え始めた当初、子供たちの果てしない想像力に非常に刺激を受けた」とコメントしている。

「楽しく、体を動かすことを通じて想像力を育む柔軟性に富んだ靴づくりを意図した」とマルロフ氏は話している。

さらに同氏は「スイス発の当社の技術を使って作られた、何よりも最高品質の履き心地を追求した機能性フットウエアを、子供の発育段階で度々起こる成長スパート（急な成長）に対応できるよう改良した」と加えている。

今回発売となった子供靴は、若年層向けの「クラウド（Cloud）」シューズをベースに、同社のクッショニング技術「クラウドテク（CloudTec）」を応用し子供の体重や足のサイズに合うように開発された。

また、足の保護や耐久性向上のためにつま先部分を補強したり、靴紐の代わりにストラップをつけるなど、子供が使いやすいよう考慮された工夫がされている。

なお、近年「オン」では回収された排出炭素から作られた緩衝材を素材にしたサステナブル・シューズ「クラウドプライム（Cloudprime）」をはじめ、戦略的に製品ラインの拡充を進めている。