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プラダ、メークアップ&スキンケアに本格参入

By Rachel Douglass

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Pop-up store of Prada at Galeries Lafayette Champs-Élysées Credits: Prada.

イタリア・ミラノに本拠を置く「プラダ(PRADA)」は、同社にとって新しい商品カテゴリーとなるメークアップ&スキンケアライン「Prada Beauty(プラダ・ビューティー)」を8月1日にローンチする。

同ラインの運営にあたっては、2021年1月に同社の化粧品製品ライセンス契約を締結した「ロレアル・リュクス(L’ORÉAL LUXE)」と共同で行う。

二社はすでに2022年に女性用フレグランスのコレクション「Prada Paradoxe(プラダ・パラドックス)」を販売するなど、関係を築いている。

「Prada Beauty」ではアイシャドー4色パレット6種類、リップバーム、口紅13種類、ファンデーション33種類などを取り扱う。商品は人工知能(AI)を活用し、開発されたものだという。

さらに、「Prada Augmented Skin The Cream(プラダ・オーギュメンテッド・スキン・ザ・クリーム)」に加え、セラム、クレンザー、メークアップリムーバーなどのスキンケア商品も販売する。

販売は「プラダ」や「Prada Beauty」のEC サイトで行うほか、8月18日以降は英国のハロッズ(Harrods)、セルフリッジ(Selfridges)などの百貨店や欧州の香水専門店ダグラス(Douglas)でも販売を開始する。また、米国では来年1月にも実店舗での発売を予定している。

「Prada Beauty」立ち上げを報じたWWDによると、販路は高級品を扱う小売店や百貨店、空港などの観光客向け店舗が中心となるという。

なお、「Prada Beauty」の年間売上は2億500万ユーロと予測されており、「プラダ」全体のビューティー事業の25 〜30%を占めると見られている。(WWD)

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