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スウォッチグループ、通期売上高増加

By Prachi Singh

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Credits: Swatch

スイスの腕時計メーカー、スウォッチグループ(Swatch Group)の2023年通期売上高が、前年比5.2%増の79億スイスフランとなった。

同社の発表によると、純利益は5億5400万スイスフラン(対純利益で7.4%)の為替損が利益を圧迫し、前年比8.1%増の8億9000万スイスフランであった。主要な通貨に対するスイスフランの急速な下落の影響を継続的な価格調整によって相殺しきれなかったことが要因だという。

一方、厳しい為替環境やマーケティング活動への積極的な投資増加にも関わらず、生産を含めた時計および宝飾品部門の営業利益率は17.2%となり、前年並みの強固な水準を維持した。

さらに同部門の地域別売上高は香港、マカオ、タイ、インド、日本、中国で二桁成長となった。欧州ではスイスで30%を超える大幅な売上高の増加が見られたものの、全体としては一桁成長となった。北米では「オメガ(OMEGA)」「ティソ(TISSOT)」「スウォッチ(SWATCH)」が貢献し、成長路線を堅持した。

加えて、小売事業に占める時計および宝飾品部門の割合はほぼ45%に拡大したほか、1店舗あたりも平均売上高は前年比20%増と伸長した。ブランド別では「スウォッチ」が前年比60%増と記録的な伸びとなり、「ロンジン(LONGINES)」「ティソ」「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」は二桁台後半の高成長となった。

OMEGA
Swatch Group
オメガ
スウォッチグループ