ランバングループ2023年度最終業績、成長路線を維持
By Prachi Singh
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ランバングループ(Lanvin Group)の2023年度通期最終売上高は前年比1%増の4億2,600万ユーロであった。これにより、粗利益率は前年比2.50%増の59%となった。
通期業績について同グループのホアン・ジェン(Huang Zhen)会長は「2023年を総括するなかで、パンデミックでも毎年売上向上を達成したた当社の打たれ強さを思いだした。昨年の業績でも同様に、いかなる環境でも成長できる我々のリジリエンスと能力を見てとれる」とコメントを発表している。
全地域で成長を記録
地域別の2023年度通期売上高は、いずれのブランドもEMEA、北米で堅調な売上高を記録。アジア太平洋では前年よりほぼ8%の増収となった。また事業別の売上高はEコマースが前年比3%増、直販事業と卸売事業はほぼ前年並みという結果となった。
なお、ランバングループは2023年に36店舗を閉店するとともに、24店舗を新規開設している。さらに新たに5つの地域でのプレゼンスを拡大した上、中東のリヤドに第一号店を開設した。
業績についてエリック・チャン(Eric Chan)CEOは、「厳しい市場環境のなかで成長を維持し、収益性達成への道筋を築き続ける管理職やチームの努力に心底感銘している」と述べている。
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