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リーバイ・ストラウス、2024年度第1四半期決算は減収も市場予想上回る結果に

By Jan Schroder

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Levi's flagship in New York. Credits: Levi Strauss&Co.

リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Co.)が3日夕方(現地時間)に発表した決算2024年度第1四半期決算は減収となった。一方で全体的には市場の予想を上回る結果となったため、同社は通期利益予想を上方修正した。

リーバイ・ストラウスによると、2024年第1四半期の売上高は前年同期より8%減少し、15億6,000万米ドルを下回る結果となったという。卸売事業の納品に関わる体制の変更やロシア事業の撤退、「デニゼン」ブランドの販売終了などが要因で、これらの影響を除くと前年並みの業績であったと同社は説明している。

利益予想を上方修正

粗利益はコストの低下や製品ミックスの改善により増加した。しかしながら事業再構築対策のため1億1,600万米ドルの一時的な費用が業績に影響し、最終損益は1億1,000万米ドルの赤字(前年同期より1億1,500万米ドル増)となった。調整後最終業績は前同比24%減の1億300万米ドルであった。

予想外に堅実な業績を受け、リーバイ・ストラウスは通期の調整後1株当たり利益予想を前回の1.15 〜 1.25ドルから1.17 〜1.27ドルに上方修正した。売上高に関しては前回予想の前年比1 〜3%を据え置いた。

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