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「アディダス」‘23年業績予想厳しく、「イージー」の将来に苦悩

By Rachel Douglass

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Photo Credits: Bjørn Gulden, former CEO of Puma and new CEO of Adidas. Puma, file photo.

スポーツウエア大手の「アディダス(ADIDAS)」が、元コラボレーターのカニエ・ウエスト(Kanye West)が創設した「イージー(YEEZY)」の株式減損によりブランドの売上に影響が出かねないと、今後の今後について頭を悩ませている。

「アディダス」の2023年業績予想によると、同社が「イージー」ブランドの既存の株式が売却しない場合、今期の売上収益が12億米ドル減、営業利益は5億ユーロ減となり、業績に「深刻な影響が出る」という。

「アディダス」にとっての転換期

ビョルン・グルデン(Bjørn Gulden)CEOは声明文で自社の業績の不振に触れ、2023年が同社にとって転換期となり、事業成長を重ねて収益性の回復に努めていくとの見解を示している。

2022年、「アディダス」の売上収益は、為替の影響を除き1%増のみに留まり、売上高は6%増の225億1100万ユーロだった。

また、継続事業からの純利益も前年の14億9200万ユーロから減少に転じ、2億5400ユーロとなった。

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