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ファーフェッチ、従業員約3割解雇〜英業界紙が報道

By Rachel Douglass

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Farfetch opening on the NYSE. Credits: New York Stock Exchange.

経営陣の動向が波紋を呼んでいる高級ECプラットフォーム、ファーフェッチ(Farfetch)が、従業員の25%〜30%の解雇を計画していると、英ファッション紙『ドレイパーズ(Drapers)』が報じた。

同紙が入手したファーフェッチの従業員向け社内文書によって明らかになったもので、解雇は12月にファーフェッチを買収した韓国のクーパン(Coupang)の事業整理の一環として行われるとしている。

クーパンは文書で「ファーフェッチの歩んできた道のりにおいて大切な存在であった同僚・友人に別れを告げる準備を始める」と発表。

その上で、「財務強化という視点から経営を推進するため、事業を整理することを決定した。<中略>決して簡単なプロセスではないが、会社の将来のために必要なことだ」と説明しているという。

解雇対象とされる部門は、製品デザイン部門や外部の企業向けにファーフェッチのECサービスや技術を提供するファーフェッチ・プラットフォーム・ソリューション(Farfetch Platform Solutions)など。

なお、記事では同時に、ファーフェッチ創業者でCEOのジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)氏や最高製品責任者のエルデル・ディアス(Hélder Dias)、最高財務責任者ティム・ストーン(Tim Stone)、最高マーケティング責任者ニック・トラン(Nick Tran)氏ら取締役についても退職予定であると報じられている。

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