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アエッフェ、「モスキーノ」の残り30%の株式を買収

By Huw Hughes

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「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」「ポリーニ(POLLINI)」などを擁する高級ブランドグループのアエッフェ(Aeffe)が、イタリアのファッションブランド「モスキーノ(MOSCHINO)の株式の残り30%を取得した。これにより、「モスキーノ」は同グループの完全子会社となった。

アエッフェは1999年にも「モスキーノ」創始者であるフランコ・モスキーノ氏の死去を受け、同ブランドの70%の株を買収している。

また同社はこれ以前にも、1983年のブランド設立当初から「モスキーノ」のライセンスパートナーとしてウィメンズとメンズコレクションの製造および販売を手がけてきた。今回、「モスキーノ」の株式を100%取得することになった経緯についてアエッフェは、「モスキーノ」のウィメンズコレクションをさらにグループ内に統合していくという戦略における一つの重要なステップであると説明している。

アエッフェが「モスキーノ」を完全子会社化へ

アエッフェによると、今回の株式買収費用は6,660万ユーロで、支払いは現金、融資、および新規の中長期借入金により賄うという。

同社のマッシモ・フェレッティ会長は「今回締結した取引は、これまで長い間検討されてきた当社の中長期成長戦略の中のある重要なステップである」とのコメントを書面で発表している。

さらに同氏は、「“モスキーノ”の完全子会社化により、同ブランドの製造から品質保持にいたるまでのバリューチェーンに関連するすべての活動を、企業イメージや流通、コミュニケーション上良い影響を与えながら管理していくための最高の条件が整った」と加えている。

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