フェイスブックとインスタで3D導入開始
By Rachel Douglass
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ソーシャルメディアを運営する米メタ(Meta)は、メタバース事業推進の一環として同社のフェイスブックおよびインスタグラムでインタラクティブな3D広告の導入を開始した。
3D広告は、eコマース事業を展開するヴェンタナ(Vntana)とのコラボレーションにより実現されたもの。対象はファッションブランドで、広告主は既存の3Dデザインを使い広告の掲出が可能となる。
同社はすでに昨年美容用品の3D広告を導入済みで、今回はアパレルやフットウェア、アクセサリーにも対応できるよう機能を追加した。ユーザーは広告のなかで再現された製品の3Dモデルに触れ、動かすことで、異なる角度から製品を見ることができる。
ヴェンタナのアシュリー・クラウダー(Ashley Crowder)共同創設者兼CEOはプレスリリースで「オンライン広告における3DやAR(拡張現実)技術はデジタル消費者と接点を持ちたいブランドにとっての新たな領域であり、メタバース進出に向けた素晴らしい第一歩だ」とコメントしている。
さらに同氏は「メタとのコラボレーションによる同社ソーシャルメディアでの3D広告導入は、当社の小売業界向け3D広告事業の拡大を目指した新たな動きとなった。3D広告技術は製品についての消費者の理解を深め、事業者側にも消費者側にも役に立つ」と加えている。
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