ウルヴァリン・ワールドワイド、第4四半期売上高20.8減
By Prachi Singh
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サッカニー(SAUCONY)」や「メレル(MERRELL)」などのフットウェアブランドを要する米ウルヴァリン・ワールドワイド(Wolverine Worldwide)の2023年第4四半期売上高は5億2,670万米ドルで、前年同期より20.8%の減少(実質ベースでは21.3%減)となった。
昨年2月〜8月に売却した「ケッズ(KEDS)」やレザー事業の影響を除き、第2四半期「ハッシュパピー(HUSH PUPPIES)」北米事業のライセンスモデル化への移行による調整を反映した継続事業の同四半期売上高は5億2,120万米ドル(実質ベースで前同比18.4%減)であった。
また2023年12月期通期の売上高は22億4,290万米ドルとなり、前期より16.5%の減少、実質ベースでは16.3%の減少となった。
同社のクリス・ハフナゲル(Chris Hufnagel)社長兼CEOは業績について「我々は事業再生の安定化段階を完了させ、実質的にトランスフォーメーション計画を素晴らしいペースで実行している。今期は売上高、利益ともに予想通りとなり、在庫および債務水準も期待以上の結果を達成することができた」とのコメントを発表している。
ウルヴァリン・ワールドワイド2023年12月期第4四半期決算ハイライト
一方、同社2023年12月期第4四半期決算の海外事業の売上高は2億6,720万米ドル(前同比5.1%減、実質ベースで同6.2%減)であった。海外継続事業の売上高は2億6,170万米ドル(同3.4%減、実質ベースで同4.6 %減)であった。
直販事業の売上高は、前同比17.6 %減の1億8,690万米ドル、直販継続事業は前同比15.5%減となった。
売上総利益は36.6%に改善した。2023年12月通期では38.9%となった。
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