アディダス、アパレル好調で売上高見通しを上方修正、新CFOにクレッチマー氏を任命

ドイツのスポーツウェア大手アディダスAGは、2026年度第2四半期において純売上高が増加した一方、純利益は微減となったと発表した。ドイツ通信社(DPA)によれば、同社は通年の売上高成長率見通しを上方修正した。

同四半期の純売上高は、需要の改善を背景に前年同期の59億5000万ユーロから67億4000万ユーロに増加した。このうち、アパレル事業は前年同期の20億3000万ユーロに対し、27億2000万ユーロを占めた。

純利益は前年同期の3億6900万ユーロ(1株あたり2.07ユーロ)から3億5500万ユーロ(1株あたり2.02ユーロ)に減少した。これは、非継続事業が前年の600万ユーロの利益から1400万ユーロの損失に転じたことが影響した。

非継続事業を除いた継続事業からの純利益は、前年同期の3億7500万ユーロ(1株あたり2.03ユーロ)から3億9800万ユーロ(1株あたり2.10ユーロ)に増加した。営業利益は前年同期の5億4600万ユーロに対し、5億7400万ユーロに達した。

クレッチマー氏がオウルマイヤー氏の後任としてCFOに就任

アディダスは、9月1日付でビルギット・クレッチマー氏を取締役会メンバーに任命した。同氏は年末にハーム・オウルマイヤー氏の後任として最高財務責任者(CFO)に就任する。この人事は、オウルマイヤー氏が現在の任期満了をもって取締役を退任する意向を示したことを受けたものである。

クレッチマー氏にとって、今回の任命は古巣への復帰となる。同氏はアディダスで25年間にわたり組織内の様々な指導的役職を歴任した後、ファッション小売のC&Aに移り、過去6年間CFOを務めていた。

通期業績見通し

2026年度通期について、アディダスは営業利益23億ユーロという見通しを再確認した。また、収益実績が自社の予想を上回ったことを理由に、売上高成長率の見通しを従来の一桁台後半の成長から9~10%増に引き上げた。

アディダスの2025年度の業績は、純売上高248億1000万ユーロに対し、営業利益は20億6000万ユーロであった。


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