ディックス・スポーティング・グッズ、第2四半期は売上増も純利益は減少
米国のスポーツ小売大手、Dick's Sporting Goodsは、2026年8月1日に終了した第2四半期の業績を発表した。連結純売上高は前年同期比53.2%増の55億9,000万ドルとなり(前年同期は36億5,000万ドル)、Foot Lockerの買収効果が主な要因となった。一方、第2四半期の純利益は3億1,546万ドルと、前年同期の3億8,140万ドルから減少した。
同社社長兼最高経営責任者のローレン・ホバートは次のように述べた。「第2四半期の結果は、アスリートを中心に据えた戦略の強さ、幅広く差別化されたアソートメント、強固なブランドパートナーシップ、そしてHouse of Sport、GameChanger、DICK'S Media Networkといった収益性の高い成長機会への継続的な注力を反映している。FIFAワールドカップに向けて積極的な投資を行い、チームは卓越した成果を上げた。年後半については慎重な見方をしているが、DICK'Sビジネスの強さおよびFoot Lockerにおける長期的な機会に対しては、引き続き強い確信を持っている。」
セグメント別業績および資産最適化
Dick's Sporting Goodsのコア事業では、コンパラブル売上高(コンプ売上高)が4.9%増を記録した。カテゴリー全体での成長、2026年FIFAワールドカップを巡る高い顧客エンゲージメント、平均客単価および取引件数の増加が牽引した。一方、Foot Lockerのプロフォーマ・コンプ売上高は3.6%減となった。既存フットウェアシルエットへの需要低迷や、業界期待値を下回る新製品ローンチの減少が響いた。
13週間の期間において、Dick's Sporting Goodsブランドの純売上高は38億5,000万ドル、セグメント利益は4億8,520万ドルとなった。Foot Locker部門の純売上高は17億4,000万ドルを計上したが、セグメント損失は3,188万ドルとなった。
買収後の事業効率化に向け、Dick's Sporting GoodsはFoot Locker内の非生産的資産の見直しに着手した。会計年度の最初の26週間で、Foot Lockerネットワーク内の110店舗が閉鎖され、同セグメントの総店舗数は2,478店舗となった。
2026年度通期ガイダンスの修正
アスレチックフットウェアおよびアパレル市場の一部における継続的な軟調を受け、Dick's Sporting Goodsは通期見通しを下方修正した。
連結純売上高は219億ドルから222億ドルの範囲を見込む。Dick's Sporting Goodsのコンプ売上高は、プラス2.5%からプラス4%の見通しを維持する。
Foot Lockerのプロフォーマ・コンプ売上高はマイナス2%へと下方修正された。
セグメント利益のガイダンスは、Dick's Sporting Goodsが15億4,000万ドルから16億ドル、Foot Lockerは8,000万ドルの損失から4,000万ドルの損失の範囲と見込む。Non-GAAP希薄化後EPSは11ドルから12ドルの範囲を予想する。
エグゼクティブ・チェアマンのエド・スタックは、フットウェアセクターにおけるプロモーション活動の活発化が年後半の見通しに慎重さをもたらしているとしながらも、両ブランドの長期的な成長機会に対する確信は変わらないと述べた。
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