デッカーズ・ブランズ、第1四半期売上高が初の10億ドル超え——HokaおよびUggが牽引

米国のフットウェア大手、Deckers Outdoor Corporation(デッカーズ・ブランズ)は、2026年6月30日に終了した2027年度第1四半期の業績を発表した。四半期純売上高が初めて10億ドルを超え、創業以来最高の記録を更新した。

第1四半期の純売上高は前年同期の9億6,450万ドルから5.7%増の10億2,000万ドルとなった。固定為替レートベースでは4.8%増となっている。

希薄化後1株当たり利益は前年同期の0.93ドルから0.94ドルへと増加した。

デッカーズ・ブランズの社長兼最高経営責任者、ステファノ・カロティは次のように述べた。「デッカーズは今期を力強いスタートで切ることができた。第1四半期として初めて10億ドルの売上高を達成したことは、HokaおよびUggの継続的な強さを示すものだ。両ブランドは革新的な製品開発を通じてグローバルな需要を着実に拡大している。地域やチャネルを超えて消費者との関係を深めながら、プレミアムブランドの強化と長期戦略の着実な実行に引き続き注力していく。」

HokaおよびUggが部門業績を牽引、DTC(直販)チャネルも拡大

グループ全体の業績を支えたのは、ランニングフットウェアブランドのHokaだ。純売上高は前年同期の6億5,310万ドルから7.7%増の7億350万ドルとなった。ライフスタイルブランドのUggは、前年同期の2億6,510万ドルから4.9%増の2億7,800万ドルの純売上高を記録した。

グループ内のその他ブランドの純売上高は、前年同期の4,630万ドルから18.1%減の3,790万ドルとなった。経営陣によれば、その他ブランドの減収は、卸売および国内販売の低下とともに、カジュアルフットウェアラインKoolaburraの単独事業の計画的な段階的廃止の影響を受けたものだという。

販売チャネル別では、DTC(直販)の純売上高が前年同期の3億1,220万ドルから13%増の3億5,280万ドルとなった。DTC既存店ベースの純売上高は6.8%増加した。卸売純売上高は前年同期の6億5,240万ドルから2.2%増の6億6,670万ドルとなっている。

地域別では、海外純売上高が前年同期の4億6,330万ドルから8.4%増の5億210万ドルに拡大した。米国内の純売上高は前年同期の5億130万ドルから3.2%増の5億1,740万ドルとなった。

第1四半期の売上総利益率は前年同期の55.8%から56.4%に改善した。営業利益は前年同期の1億6,530万ドルに対し、1億5,530万ドルとなった。

強固な財務基盤を背景に自社株買いを実施、通期見通しを上方修正

2027年度第1四半期において、グループは普通株式約330万株を総額3億3,820万ドル(加重平均価格1株当たり103.79ドル)で自社株買いを実施した。2026年6月30日時点で、自社株買い授権枠の残高は約47億ドルとなっている。

2027年3月31日に終了する通期の業績見通しについては、連結純売上高を58億6,000万ドルから59億1,000万ドルの範囲と予想している。Hokaの純売上高は前年比で低い二桁台の成長、Uggの純売上高は中程度の一桁台の増加を見込む。売上総利益率は56.5%をわずかに上回る水準を想定しており、希薄化後1株当たり利益は7.35ドルから7.50ドルの範囲と予想され、従来の見通しから5セントの引き上げとなる。


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