「ドーバー ストリート マーケット」パリ店、5月末開業へ
By Danielle Wightman-Stone
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「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のデザイナー、川久保玲と夫のエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)氏によるセレクトショップ「ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET、以下DSM)」のパリ店が5月24日に開業することが明らかになった。
新店舗が入るのは、フラン・ブルジョア通り35-37番地に住所を構えるオテル・ドゥ・クーランジュ(Hôtel de Coulanges)の1階と2階、および3階構造の地下の1フロアで、売り場面積は11,840 スクエアフィート(約1,100平方メートル)にわたる。1627年〜1634年頃に建てられたオテル・ドゥ・クーランジュは17世紀フランス文学の象徴とされるセヴィニエ夫人の住まいとしても知られる。
なお、地下のその他のフロアはや中庭にはアートや音楽などのイベントスペースとして使われるという。
またDSMは、パリ店が開業する場所に以前3年間入居していたギャラリー「アソシエーション3537(Association 3537)」の創作精神を受け継ぎ、同店にアーティストを招聘して展示などを行っていく計画であるとしている。
なお、同建物の2階と3階には引き続きDSMパリのオフィスとしてブランドマネジメント部門が入る。
カフェ「ローズ・ベーカリー(Rose Bakery)」を含む店舗デザインは川久保玲が手がけた。外からは服が一切見えず、ロゴの掲出やレジも置かれていない仕様とすることで、訪れた客に“発見の旅”を味わってもらうことを企図しているという。
ドーバーストリートマーケット
ドーバーストリートマーケットパリ
Dover Street Market
Dover Street Market Paris
DSM