Dr. Martens、FY27の業績見通しを据え置き

英国のフットウェアブランド、Dr. Martens plcは本日ロンドンで開催された年次株主総会(AGM)に先立ち、トレーディングアップデートを発表した。現在の会計年度開始以降の業績は、経営陣の想定通りに推移していることが確認された。

これを受け、同グループは2027年度(FY27)に向けた業績ガイダンスおよび市場見通しを据え置いた。

経営陣によれば、FY27に向けた戦略目標の達成に向けた進捗は順調だという。具体的には、英国およびドイツ・オーストリア・スイス地域におけるフルプライス売上比率の向上、ならびに世界主要都市での新たな店舗コンセプトの展開が挙げられる。

さらに、革新的な新サンダルラインの導入も準備が進んでいる。また、コーポレートオペレーティングモデルおよびテクノロジーインフラの最適化による組織的メリットのさらなる創出も目指している。

地域別の業績に目を向けると、同ブランド最大の市場である米国では引き続き成長が続いており、特に卸売取引が好調だと発表された。アジアでは、主要市場である日本および韓国がともに堅調に推移している。一方、欧州市場については、消費者環境が厳しい状況にある中、業績は概ね社内想定の範囲内で推移している。

Dr. Martensは60カ国以上で事業を展開し、世界全体で約3,600名の従業員を擁する。同社はノーサンプトンシャーの創業工場で製造する「Made in England」フットウェアラインを通じ、国内製造の伝統を守り続けている。グローバルの需要はアジア各地の複数の生産拠点で対応している。

コレクションの流通は、直販(D2C)チャネルとして実店舗およびEコマースプラットフォームを通じて行われるほか、卸売ネットワークも活用している。製品ラインナップは、「1460 boot(1460ブーツ)」や「Adrian loafer(エイドリアン・ローファー)」といったオリジナルシルエットから、モダンなフットウェアフランチャイズ、キッズライン、スモールレザーグッズまで多岐にわたる。


OR CONTINUE WITH
Dr Martens