「ユニクロ」、ECで新たに寄付機能を導入
By Rachel Douglass
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「ユニクロ」はこのほど、ECサイトで消費者が商品購入時に非営利団体に寄付できる新たな機能の提供を開始した。
新機能の名称は「バイ・ウィズ・パーパス(Buy with Purpose)」。対象となるのは米国向けのアプリや公式オンラインショップで販売している「BlueCycle」ジーンズなどのサステナブル商品で、社会に貢献する衣料品の寿命を延長するという同社の「LifeWear」理念に則り実施されたという。
新機能では、消費者が対象商品を購入すると1点につき2ドル相当の寄付ポイントがついた電子メール通知が送信される。寄付ポイントは、難民支援を行う国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のほか、世界の水問題に取り組む「チャリティーウォーター(Charity: Water)」および米国でスポーツを通してホームレスの若者を支援する「ストリートサッカーUSA(Street Soccer USA)」のなかから消費者が選んだ団体に寄付できる。
ユニクロ米国の塚越大介CEOはプレスリリースを通じて、「“ユニクロ”は商品、サービス、社会貢献においてつねに改善に取り組んできた。今後も進化を続けるなかで、顧客をすべての活動の中心に据えていく」とのコメントを発表している。
さらに塚越氏は「今回提供を開始した寄付機能により、サステナビリティを意識した商品を選びと社会的意義とを結びつけ、世界の人々の生活をより良くするという共通の目的を持つ団体を顧客とともに支援することができる」と加えている。
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