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タペストリーとカプリの合併、EUと日本当局が承認

By FashionUnited

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Michael Kors store on Regent Street, London. Credits: Michael Kors.

日本および欧州連合(EU)における反トラスト法(独占禁止法)規制当局が、ラグジュアリーブランドグループのタペストリー(Tapestry)とカプリ・ホールディングス(Capri Holdings、以下、カプリ)との合併を認めた。

タペストリーは合併についてEU企業結合規則および独占禁止法の審査をそれぞれ欧州委員会および日本の公正取引委員会に申請しており、いずれも無条件で承認されたと発表した。

なお、合併に向けて残る反トラスト法審査は米国のみとなったが、米当局の判断はまだ下りていないという。

「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを擁するタペストリーは昨年8月、カプリを85億米ドルで買収した。

買収時、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」などの親会社カプリは合併について、世界75カ国に展開する“アイコニックなラグジュアリーおよびファッションブランドの有力なグローバルグループ”が発足するとコメントしていた。

これに対し、タペストリーのジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)は、両社の合併により6ブランドが一つにまとまることで“世界中の消費者や従業員、コミュニティー、株主の価値を増強するまたとない機会”を引き出すことができるとした趣旨のコメントを発表している。

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