G-III、売上減少も第2四半期純利益は増加

米国のファッショングループ、G-III Apparel Group(G-III)は、2026年7月31日に終了した2027会計年度第2四半期の業績を発表した。純売上高は前年同期比10%減の5億5,410万ドルとなった。

売上高は減少したものの、当四半期の純利益は2,020万ドル(希薄化後1株当たり0.46ドル)に達し、前年同期の1,090万ドル(同0.25ドル)から大幅に増加した。非GAAPベースの純利益は希薄化後1株当たり0.26ドルとなり、前会計年度第2四半期の0.25ドルから改善した。

粗利益率は前年同期の40.8%から440ベーシスポイント拡大し、45.2%となった。G-IIIによれば、この改善は戦略的な値上げと、利益率の高い自社ブランドへの継続的なシフトによるものだという。

G-IIIの会長兼最高経営責任者、モリス・ゴールドファーブは次のように述べた。「第2四半期の業績は、組織全体における着実な実行力を反映しており、大幅な粗利益率の拡大に牽引され、利益はガイダンスを上回った。当四半期において、継続ポートフォリオは高一桁台の成長率を記録し、ブランド力およびビジネスモデルへの確信をさらに強めている。」

Marc Jacobs買収によるポートフォリオ強化

ゴールドファーブはさらに、「Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)の加入により、戦略的な変革が大きく前進した。この買収はポートフォリオを大幅に強化し、グローバルなファッションリーダーとしての地位をさらに高めるものだ。G-IIIの将来に対して非常に楽観的であり、ブランド、ケイパビリティ、財務的柔軟性を兼ね備えた当社が、今後の機会を最大限に活かし、株主への長期的な価値創出を実現できると確信している」と述べた。

当四半期において、G-IIIは株主に対して合計1,220万ドルを還元した。内訳は自社株買いが790万ドル、配当金支払いが430万ドルとなっている。

2027会計年度および第3四半期の見通し

2027会計年度通期については、純売上高が約27億1,000万ドルになると予測しており、2026会計年度の29億6,000万ドルから減少する見込みだ。これには、Calvin KleinおよびTommy Hilfigerのライセンス契約終了に伴う約4億6,000万ドルの売上減少が織り込まれている。

純利益は1億8,100万ドルから1億8,500万ドル(希薄化後1株当たり4.10ドル〜4.20ドル)を予測しており、2026会計年度の6,740万ドル(同1.51ドル)から大幅な増加を見込む。非GAAPベースの純利益は9,700万ドルから1億100万ドル(同2.20ドル〜2.30ドル)を見込み、前期の1億1,620万ドル(同2.61ドル)から減少する。調整後EBITDAは1億7,400万ドルから1億7,800万ドルを予測しており、2026会計年度の1億9,240万ドルを下回る見通しだ。

2027会計年度第3四半期については、純売上高が約8億7,000万ドルと予測しており、前年同期の9億8,860万ドルから減少する見込みだ。純利益は5,900万ドルから6,400万ドル(希薄化後1株当たり1.35ドル〜1.45ドル)を見込み、前年同期の8,060万ドル(同1.84ドル)から減少する。


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