# ファーストリテイリング、通期予想を上方修正 海外ユニクロけん引で9カ月は過去最高
ユニクロを展開するファーストリテイリングは、2026年8月期第3四半期(9カ月累計)の連結業績が過去最高となり、通期の業績予想を上方修正したと発表した。海外ユニクロ事業がグループの成長をけん引した。
9カ月累計の売上収益は前年同期比17.1%増の3兆651億円、事業利益は33.6%増の5,927億円だった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は25.6%増の4,260億円となった。
成長を主導したのは海外ユニクロ事業だ。第3四半期の3カ月間で売上収益は33.8%増の5,926億円、事業利益は65.2%増の1,123億円と大幅に伸び、事業利益率は3.6ポイント改善した。グレーターチャイナは増収と2桁の増益、韓国、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州はいずれも2桁の増収増益となった。9カ月累計では売上収益が25.9%増の1兆8,340億円に達した。
国内ユニクロ事業は第3四半期の3カ月間で売上収益が10.0%増の2,859億円、事業利益が18.3%増の622億円。既存店売上高は9.9%増で、トレンドを反映したボトムスや気温の変化に対応した機能性商品が販売をけん引した。
ジーユー事業は第3四半期の3カ月間で売上収益が7.5%増の971億円、事業利益が36.7%増の163億円と増収増益となった。一方、グローバルブランド事業は円ベースの売上収益が2.5%増の336億円だったが、現地通貨ベースでは約4%の減収。構造改革を進めるセオリー事業が減収となった。
通期については、売上収益を前期比16.7%増の3兆9,700億円、事業利益を28.8%増の7,100億円、営業利益を29.4%増の7,300億円、親会社の所有者に帰属する当期利益を15.5%増の5,000億円と見込む。いずれも従来予想から増額修正した。1株当たり年間配当金は、中間配当320円を含め前期比140円増の640円を予定している。
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