フレイザーズ・グループ、バーバリーへの出資比率4.16%に拡大

英国の小売コングロマリット、フレイザーズ・グループは2026年7月28日、ロンドン証券取引所への規制当局向け開示書類において、ラグジュアリーファッションブランドのBurberry Group plc(バーバリー)に対して4.16%のエクスポージャーを保有していることを明らかにした。

FTSE 250構成銘柄であるフレイザーズ・グループは、億万長者のマイク・アシュリーが支配する小売企業であり、近日中にバーバリーへの財務的ポジションを着実に拡大してきた。2026年7月24日時点での保有比率3.05%から、バーバリー株に連動した売りプットオプションのポジションを積み増すことで持分を引き上げた。

同グループは直接株式保有ではなく、売りプットオプションを通じてすべての財務エクスポージャーを保有しており、英国ラグジュアリーブランドにおける議決権は1,500万株分に相当する。LSEGのデータによれば、今回の戦略的な持分積み増しにより、フレイザーズ・グループはMFS InvestmentおよびBlackRock Investment Management (UK) Ltdに次ぐ、バーバリーの第3位株主となる見通しだ。

業績見通し非開示後の戦略的持分積み増し

今回のバーバリーへの財務的動きは、両社それぞれの直近の事業展開を背景としている。フレイザーズ・グループは今月初め、ドイツのファッションハウス、Hugo Boss(ヒューゴ・ボス)およびオーストラリアのフットウェア販売会社Accent Group(アクセント・グループ)に対する公開買付けが進行中であることを理由に、2027年度の業績見通しの開示を見送った。これらの買収案件が翌年度の業績予測を複雑にしているとしている。

ロイターの報道によれば、規制当局向け開示書類の公表を受け、バーバリーの株価は約5%高で引けた一方、フレイザーズ・グループの株価も同取引セッションで2.50%上昇して終了した。


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