K-Swiss創業60周年:バーニー・ウォーターズ社長が語る全米オープン期間中の記念イベント

1966年、スイス出身の兄弟アート・ブルナーとアーニー・ブルナーは、テニスプレーヤーのためのフットウェアブランドを立ち上げるべく、カリフォルニア州ロサンゼルスに渡った。そして今年8月、彼らが創業したブランドK-Swissは、創業60周年を記念し、全米オープンのシーズンにニューヨークでパーティーを開催する。

この記念イベントを率いるのは、K-Swissのインターナショナル・ブランドプレジデントであるバーニー・ウォーターズ氏だ。同氏はFashionUnitedに対し、「これは我々にとって大きな節目です」と語った。「何十年にもわたって存在感を示し続けることは容易ではありません。これは、過去から現在に至るまでの我々のチーム、卸売パートナー、そして長年にわたる忠実な顧客の皆様の賜物です」。

8月27日から30日にかけて、K-SwissのトラックがBryant Park、Union Square、Times Square、ブルックリンなどの各所に登場。ブランドの最新フットウェアやアパレルを披露するとともに、アーカイブを振り返る展示も行う。「素晴らしいヴィンテージ製品もいくつか用意しています」とウォーターズ氏は述べた。

このポップアップでは、男子ダブルスのレジェンドである「ウッディーズ」の一員としてマーク・ウッドフォードが2000年のウィンブルドン優勝時に着用したシューズや、ブライアン兄弟が2014年に5度目の全米オープン優勝とダブルス通算100勝目を達成した際に使用したシューズが展示される。また、90年代後半のK-Swiss 7.0シリーズのテニスシューズも登場する。

このニューヨーク市内を巡るツアーは、8月23日に開幕予定の全米オープン第1週に開催される、60周年記念の限定パーティーでクライマックスを迎える。

K-Swiss 60周年記念 KSRCコレクションキャンペーン。 写真:K-Swiss

プーマ、パラディウムを経てK-Swissへ

K-Swissが存続してきた60年のうち、ウォーターズ氏は11年間を同ブランドで過ごした。同氏は2013年5月にチーフ・マーケティング・オフィサーとして入社し、2016年1月にはチーフ・ブランド・オフィサーに就任。2021年に同社を離れ、Garrett Leight California OpticalのCEOを務めた後、2023年11月にK-Swissのブランドプレジデント就任が発表された。

K-Swissへの復帰が発表された際、同社はウォーターズ氏の「製品デザインおよび開発、ブランド戦略、マーケティング、財務、サプライチェーン、流通における幅広い知識と経験」を高く評価した。

ウォーターズ氏の経歴の中でも、パラディウムでの功績は特筆すべきものである。2009年1月から2013年5月まで同ブランドのインターナショナル・マーケティング担当バイスプレジデントとして、ブランドのグローバルなリローンチを主導。2400万ドル規模の欧州地域ビジネスを、わずか4年で売上高1億1000万ドルのグローバルブランドへと成長させた。また、2002年から2009年にかけては、Puma North Americaでマーケティング担当バイスプレジデントを務めた経験も持つ。

「ヘリテージは最終的に信頼へと繋がる」

K-Swissは2019年に中国のスポーツ用品メーカーであるXtep Internationalに買収された後、2024年にKP Globalのもと1億5100万ドルで売却・非公開化され、本社をカリフォルニア州グレンデールに移転した。こうした所有権の変遷の中でも、ブランドはK-Swissを有名にした原点である高品質なコートシューズから大きく逸脱することなく、新しいテクノロジーやシルエットを取り入れてきた。

「ヘリテージは最終的に信頼へと繋がるものだと考えています。顧客の信頼を得ることは、特別な名誉です」とウォーターズ氏は語った。

次なる章へ

ウォーターズ氏は、K-Swissがそのヘリテージを新たな市場へと展開し、テニス専門企業から他のラケットスポーツやライフスタイル製品へと事業を拡大していく様を見届けてきた。

「我々はスポーツ全般を扱うゼネラリストではなく、テニスのスペシャリストであり、テニスこそが我々の指針です。そこは我々がイノベーションを起こす場であり、ライフスタイル分野でもブランド力を発揮するために必要な信頼性の源でもあります。テニスブランドであることは今、非常に有利であり、ピックルボールやパデルの成長は、我々にとってラケットスポーツにおける自然な事業拡大の機会を生み出しました」と、同氏は述べた。

K-Swiss 60周年記念 KSRCコレクションキャンペーン。 写真:K-Swiss

次なる章に向けて、ウォーターズ氏はK-Swissがテニス製品ラインへの投資とエネルギーを加速させ、このカテゴリーを前進させていくと述べた。また、2027年春夏シーズンには米国の卸売向けに新たなテニスアパレルラインを導入する計画であり、アスリートのアンバサダープログラムも拡大していく方針だ。

2024年、K-Swissはロシアのテニスプレーヤー、アンドレイ・ルブレフと複数年にわたる大型パートナーシップ契約を締結した。ブランドはその他にも、エカテリーナ・アレクサンドロワ、トマス・マルティン・エチェベリー、ジャン・ジジェンらと契約を結んでいる。

「世界最高の選手たちが最も大きな舞台でK-Swissを着用してもらえるよう、我々は契約アスリートの拡充を目指しています」とウォーターズ氏は語った。

K-Swiss 60周年記念 KSRCコレクションキャンペーン。 写真:K-Swiss

K-Swiss 60周年記念ツアー

8月27日(木):

K-Swiss House | Park Terrace Hotel 18 West 40th Street, New York, NY

8月28日(金):

Paragon Sports 867 Broadway, New York, NY

8月29日(土):

Times Square ピックルボール・ポップアップ

8月30日(日):

未定


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