カプリ・ホールディングスが通期予想を上方修正、ジミー チュウが好調
ファッションコングロマリットのカプリ・ホールディングス(Capri Holdings)は、9月26日に終了した2027会計年度第2四半期の売上高が8億900万ドル(約1,213億円)に達したと発表した。これは前年同期比5.5%減であり、為替変動の影響を除いたベースでは4.9%減となる。同社によれば、売上高のうち約2,000万ドル(約30億円)は、本来第3四半期に予定されていた卸売出荷が前倒しで実施されたことによるものだという。
また、傘下2ブランドの業績は対照的な結果となった。マイケル・コース(Michael Kors)の売上高は8.6%減の6億6,300万ドル(約994億円)に留まった。一方で、ジミー チュウ(Jimmy Choo)の売上高は11.5%増の1億4,600万ドル(約219億円)と伸長し、200万ドル(約3億円)の営業利益を計上して黒字転換を果たした。
さらに、グループ全体の売上総利益率は230ベーシスポイント上昇し、63.3%に達した。カプリ・ホールディングスによれば、これはプロパー(定価)販売の増加、ブランドミックスの改善および関税率の低下が寄与した結果であるという。継続事業からの純利益は、前年同期の3,400万ドル(約51億円)の赤字から、2,700万ドル(約40億5,000万円)の黒字へと回復した。なお、2025年12月にプラダ(Prada)へ売却されたヴェルサーチェ(Versace)の業績は、今回の数値には含まれていない。
カプリ・ホールディングスの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジョン・D・アイドルは、「マイケル・コースおよびジミー チュウの両ブランドで高まりつつあるモメンタムを心強く思っている」と述べた。第2四半期を通じて、両ブランドのトレンドは月を追うごとに改善したという。また、同氏は会計年度後半には増収に転じると見込んでいる。
これを受け、カプリ・ホールディングスは通期の業績予想を上方修正した。同社は現在、通期売上高を約34億2,000万ドル(約5,130億円)、調整後1株当たり利益(EPS)を約2.20ドルと見込んでいる。
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