カレレス、ブランドポートフォリオ部門は23.6%増収、フェイマス・フットウェアは減収
米フットウェア企業カレレスが、2026年8月1日を期末とする第2四半期決算を発表した。純売上高は前年同期比5.6%増の6億9550万ドルを記録した。新たに買収したスチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)ブランドの影響を除くと、純売上高は0.8%減の6億5300万ドルであった。
GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づく純利益は5860万ドル、希薄化後1株当たり利益は1.71ドルであった。前年同期はそれぞれ670万ドル、0.20ドルだった。収益性は5560万ドルの関税還付により大幅に押し上げられた。還付金の影響を除いた調整後純利益は1610万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.47ドルとなり、前年同期の1170万ドル、0.35ドルから増加した。
カレレスの社長兼CEOであるジェイ・シュミット(Jay Schmidt)氏は、「第2四半期の業績には満足している。ブランドポートフォリオ部門では、ブランド、チャネル、地域を問わず広範な成長を遂げ、ウィメンズファッションフットウェア市場でシェアを拡大した」と述べた。
ブランドポートフォリオ部門とフェイマス・フットウェアで明暗分かれる
この13週間の業績は、事業セグメントによって明暗が分かれた。ブランドポートフォリオ部門の純売上高は前年比23.6%増、スチュアート・ワイツマンを除くと8.2%増となった。同部門の調整後売上総利益率は880ベーシスポイント拡大し、49.1%に達した。
対照的に、フェイマス・フットウェア(Famous Footwear)の純売上高は6.3%減、既存店売上高(LFL)は5.9%減となった。同小売チェーンの売上総利益率は100ベーシスポイント低下し、42.7%となった。シュミット氏によれば、フェイマス・フットウェアの業績が予想を下回ったのは、新学期商戦の遅れおよびライフスタイル・アスレチック分野の低迷が続いたことが原因である。しかし、同チェーンの既存店売上高は、当四半期開始からレイバーデー(労働者の日)までの期間で横ばいとなった。
連結GAAP売上総利益は3億8100万ドル、売上総利益率は54.8%となり、前年同期比で1140ベーシスポイント上昇した。関税還付を除いた調整後売上総利益は3億2540万ドル、利益率は46.8%で、前年同期比340ベーシスポイントの拡大を示した。
業績見通し
2026年第3四半期について、カレレスは連結純売上高が前年同期比で1桁台前半の成長を見込んでいる。ブランドポートフォリオ部門の売上高は1桁台半ばから後半の増加が予測される一方、フェイマス・フットウェアの売上高および既存店売上高は1桁台前半の減少が見込まれる。連結売上総利益率は、現行の関税率の低下および継続的な緩和策に支えられ、150から200ベーシスポイント改善する見通しである。GAAPに基づく希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.62ドルから0.70ドルの範囲と予測されている。
2026年度通期については、経営陣は総売上高が1桁台前半から半ばの増加を見込んでおり、ブランドポートフォリオ部門の2桁台前半の成長がこれを牽引すると予測している。フェイマス・フットウェアの純売上高および既存店売上高は、1桁台前半から半ばの減少が予想される。通期の売上総利益率は180から220ベーシスポイントの拡大が見込まれる。カレレスは、通期のGAAPに基づくEPSを2.80ドルから2.95ドル、調整後EPSを1.50ドルから1.65ドルと予測している。
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