クラーナ、第2四半期のGMVが18%増・売上高が27%増を達成
スウェーデンのデジタル金融ネットワーク、クラーナは2026年第2四半期の業績を発表した。純利益は黒字を達成し、主要な事業指標においても顕著な拡大を示した。
同四半期における総流通取引額(GMV)は366億ドルに達し、前年同期比18%増を記録した。売上高はアクティブユーザーの取引頻度上昇を背景に、同27%増の10億4,200万ドルとなった。
最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のセバスチャン・シェミャトコフスキーは次のように述べた。「現在、1億2,000万人以上の消費者がクラーナを利用しており、日常的な支出においてその活用範囲が広がっている。アクティブユーザー1人あたりの売上高は24%増加した。このエンゲージメントの深化により、トランザクション・マージン(取引利益)は42%増と、売上高および取引量の伸びを大きく上回った。当社はトランザクション・マージンを成長の指標として重視している」
クラーナ、第2四半期に好調な業績を発表
調整後営業利益は9,100万ドルとなり、前年同期比214%の大幅増となった。純利益は900万ドルの黒字を達成し、2025年第2四半期の5,300万ドルの純損失から黒字転換を果たした。1株当たり利益は0.01ドルで、前年同期の1株当たり損失0.14ドルから改善した。営業利益は2,700万ドルとなり、2025年第2四半期の4,600万ドルの営業損失から回復した。
アクティブ加盟店数は前年同期比54%増となり、120万店を突破した。クラーナは、スウェーデンのファッションブランドH&M、米国の高級百貨店サックス、フランスのコスメティクス小売大手セフォラ、百貨店メイシーズ、スポーツウェアブランドのナイキなど、世界の主要な小売・ファッションブランドと取引している。
2026年通期見通しを更新
クラーナは2026年通期の業績見通しを更新した。通期GMVは1,490億ドルから1,510億ドルの範囲を見込んでおり、従来予想の1,550億ドル超から下方修正された。この修正は、為替換算による約60億ドルの影響およびドイツにおける取引量の減少を反映したものである。米国における取引量の前提条件は変更していない。
通期売上高は40億8,000万ドルから41億6,000万ドルを見込む。トランザクション・マージンは16億2,000万ドルから16億5,000万ドルの範囲に引き上げた。調整後営業利益は2億8,000万ドルから3億ドルを見込んでおり、売上高比6.9%から7.2%に相当する。これは2025年通期の6,500万ドルと比較して大幅な改善となる。
2026年第3四半期については、GMVを350億ドルから360億ドル、売上高を9億4,000万ドルから9億8,000万ドル、トランザクション・マージンを3億4,000万ドルから3億6,000万ドル、調整後営業利益を500万ドルから1,500万ドルと予測している。
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