クロックス、四半期売上高が初めて10億ドルを突破
米国のフットウェア企業Crocs, Inc.(クロックス)は、2026年6月30日に終了した第2四半期の業績を発表した。連結売上高は前年同期比2.6%増(為替一定ベースで2%増)の11億8,000万ドルに達した。この成長を牽引したのは主力のクロックスブランドで、四半期売上高として初めて10億ドルを突破した。
ダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)売上高は12%増(為替一定ベースで11.3%増)と堅調に拡大した。一方、卸売チャネルの売上高は7.2%減(為替一定ベースで7.6%減)と落ち込んだ。
当四半期の売上総利益率は前年同期の61.7%から59.4%へと縮小した。調整後売上総利益率は170ベーシスポイント低下し60%となった。希薄化後1株当たり利益は4.13ドル、調整後希薄化後1株当たり利益は7.6%増の4.55ドルとなった。
クロックスの最高経営責任者(CEO)アンドリュー・リースは次のように述べた。「予想を上回る第2四半期の業績を達成できたことを嬉しく思う。クロックスブランドが四半期売上高として初めて10億ドルを突破するなど、企業全体として過去最高の売上高を記録した。今回の結果は、両ブランドにわたる幅広い消費者需要、D2Cの健全な成長、そして新製品イノベーションへの力強い消費者の反応を反映している。」
部門別業績および資本配分
企業ポートフォリオ全体では、主力ブランドとセカンダリーブランドの間でパフォーマンスに差が生じた。
クロックスブランドの売上高は4.3%増(為替一定ベースで3.7%増)の10億ドルに拡大した。D2C売上高は12.9%増の5億5,900万ドルとなった一方、卸売売上高は5%減の4億4,100万ドルとなった。地域別では、北米売上高が0.4%増の4億5,900万ドル、海外売上高が7.8%増の5億4,200万ドルとなった。
一方、Heydude(ヘイデュード)ブランドの売上高は5.7%減(為替一定ベースで5.8%減)の1億7,900万ドルに落ち込んだ。D2C売上高は7.2%増の9,600万ドルと増加したが、卸売売上高は17.2%減の8,300万ドルと大幅に減少した。
当四半期中、同社は3,100万ドルの債務を返済するとともに、約230万株の自社株を平均株価106.87ドルで総額2億5,100万ドルにて買い戻した。また2026年7月27日、取締役会は自社株買い枠を15億ドル増額することを承認し、利用可能な買い戻し総額は約20億ドルとなった。
2026年第3四半期および通期の業績見通し
第2四半期の業績を受け、経営陣は2026年通期の業績予想を更新した。
総売上高:2025年通期比で約1%〜2%増を見込む。従来予想の1%減〜1%増から上方修正した。
クロックスブランド:売上高は2%〜2%の成長を予測する。
Heydude(ヘイデュード)ブランド:売上高は4%〜2%の減少を予測する。従来予想の7%〜5%減から改善した。
調整後営業利益率:22.3%から小幅な拡大を見込む。
調整後希薄化後1株当たり利益:13.70ドル〜14.00ドルを予測する。従来予想の13.20ドル〜13.75ドルから引き上げた。
2026年第3四半期については、売上高は2025年第3四半期と同水準を見込む。クロックスブランドは約1%の成長を予測する一方、Heydude(ヘイデュード)の売上高は3%減〜横ばいの範囲を見込む。第3四半期の調整後営業利益率は21.5%、調整後希薄化後1株当たり利益は3.20ドル〜3.30ドルを予測する。
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