ランバングループ、NY上場へ
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ラグジュアリーファッションのランバングループ(Lanvin Group)とプリマベーラ・キャピタル・アクイジション(Primavera Capital Acquisition Corporation 、以下PCAC)は、両社が以前発表していた合併および株式公開について株主の承認を得たと発表した。
合併は2022年12月14日に締結される予定。また、ニューヨーク証券取引所への上場は12月15日を予定している。
合併後も「ランバングループ」の名称で事業を続ける。ニューヨーク証券取引所でのティッカーシンボルは「LANV」となる。
上場日の朝にはランバングループの経営陣とPCACがニューヨーク証券取引所の鐘を鳴らすオープニング・ベルに出席する。グループ傘下のブランド「ランバン(LANVIN)」「ウォルフォード(WOLFORD)」「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」「セント ジョン ニッツ(ST. JOHN KNITS)」「カルーゾ(CARUSO)」からも役員が同席する。
上場についてランバングループのジョアン・チェン(Joann Cheng)会長兼CEOは「株式公開は現在のランバングループにとって自然なステップだ」とコメント。
「当社は歴史あるブランドで印象的なポートフォリオを構築し、ここ数年で大きな成長を記録した。ここから先は傘下ブランドのグローバル展開の推進やチャネル開発、製品拡充に加えて高級ファッション業界での規律ある投資を行い、継続的な組織成長を牽引するのが我々の戦略だ」と同氏は加えている。
また、「数々の事例で実証されている高級品市場の根強さを背景に、当社の戦略は持続的な長期成長と投資家への価値をもたらすものだと確信している」と話している。