リーバイ・ストラウス、第3四半期純売上高が4%増——通期見通しを上方修正

米国のファッショングループ、リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Co.)は、2026年8月30日に終了した第3四半期の純売上高が16億ドルに達したと発表した。前年同期比で報告ベースにて4%増、オーガニックベースにて5%増となった。

国際事業およびホールセールチャネルの力強い成長に支えられ、全体のトップライン(売上高)は中一桁台の拡大を達成した。ダイレクト・トゥ・コンシューマー(DTC)売上高は報告ベース・オーガニックベースともに2%増となり、四半期の純売上高全体の45%を占めた。DTC既存店売上高は横ばいにとどまった一方、Eコマースは報告ベース・オーガニックベースともに10%増を記録した。

リーバイ・ストラウスの最高経営責任者(CEO)、ミシェル・ガスは次のように述べた。「第3四半期の業績は、当社の多角化されたポートフォリオの強みを示すとともに、正しい戦略を実行しているという確信を改めて裏付けるものとなった。国際事業およびホールセール事業では力強い成長を実現し、ライフスタイルカテゴリー全体でも勢いが続いている。DTC事業については社内目標を下回ったものの、迅速に対応策を講じた。ホリデーシーズンに向けた足元の回復傾向、特に米国での動向は心強く、直近のトレンド加速を踏まえると、DTC事業は第4四半期に中一桁台の成長を達成できる見込みだ」

地域別市場およびブランドポートフォリオの業績

当四半期における地域別の売上動向はグローバル市場で差異が見られた。アメリカズでは純売上高が報告ベースで4%増、オーガニックベースで2%増となった一方、米国単体の報告売上高は1%減となった。欧州の純売上高は報告ベースで4%増、オーガニックベースで5%増を記録した。アジアは最も高い地域成長を達成し、純売上高は報告ベースで5%増、オーガニックベースで10%増となった。

アメリカズのDTC報告売上高は2%増となったが、米国のDTC売上高は1%減少した。欧州のDTC売上高は報告ベースで2%減、オーガニックベースで1%減となった。アジアのDTC売上高は報告ベースで8%増、オーガニックベースで11%増を記録した。ホールセール純売上高は報告ベース・オーガニックベースともに6%増となり、全セグメントでの成長に加え、欧州およびアジアで特に顕著な伸びを示した。また、ブランドのBeyond Yogaは報告ベース・オーガニックベースともに9%の増収を達成した。

2026年度通期見通しの更新

最高財務・成長責任者のハーミット・シンは、第3四半期および第4四半期において、関税還付益の大部分を将来の成長に向けて事業へ再投資する戦略的判断を下したと述べた。

事業トレンドへの自信を反映し、リーバイ・ストラウスは通期の利益見通しを上方修正するとともに、1億ドルの加速型自社株買いプログラムの開始を発表した。さらに、1株当たり0.16ドルの四半期配当を宣言し、前年比14%の増配となった。

通期の報告ベース純売上高成長率は、為替影響により従来予想の7〜7.5%から約7%に修正された。オーガニックベースの純売上高成長率は、従来の5.5〜6%のガイダンスレンジから約6%に引き上げられた。売上総利益率(グロスマージン)の見通しは、従来予想の10ベーシスポイント改善から、前年比最大130ベーシスポイント改善へと上方修正された。

調整後の利払い・税引き前利益(EBIT)マージンは約12.1%への拡大が見込まれ、前年比70ベーシスポイントの改善となる。これは従来ガイダンスの12%(前年比60ベーシスポイント改善)を上回る水準だ。調整後希薄化後1株当たり利益(EPS)は、税率上昇による約0.04ドルの逆風を含め、従来の1.46〜1.52ドルから1.54〜1.56ドルへと引き上げられた。


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