仏SMCP、アジアと欧州で高成長
By Prachi Singh
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「サンドロ(SANDRO)」「マージュ(MAJE)」「クローディ ピエルロ(CLAUDIE PIERLOT)」「ファーサック(FURSAC)」の親会社でフランスに本拠を置くSMCPはこのほど、2023年度上期の売上高が6億1000万ユーロ(オーガニック・ベースで8%増、恒常為替レートベースで9%増)であったと発表した。
既存店ベースの売上が前同比5%増となったことに加え、事業ネットワークの拡大などが牽引した。
同社は2023年第2四半期に新たに23店を開業し、販売拠点が1,658店舗に到達した。
イサベル・ギショ(Isabelle Guichot)CEOは業績結果について、「2023年度の上期はアジアや欧州の勢いが牽引し、良い業績を記録することが出来た。二年間非常に強固に成長を見せた米国は、売上が若干低下した。ブランドでは二桁成長を達成した“サンドロ”と、“その他ブランド”部門(“クローディ ピエルロおよび“ファーサック”)がグループ全体の売上を支えた」とコメントしている。
アジア太平洋領域の業績
一方、アジア太平洋地域では1億3700万ユーロ(オーガニック・ベースで前同比19%増、対第1四半期で43%増)を記録。このうち、中国本土は対第1四半期で53%増となり、上期全体で二桁成長を達成した。さらに中国本土を除く香港、マカオ、シンガポール、マレーシアの売上も観光客の回復と相まって好調な結果となった。なお、同地域での販売拠点数は第2四半期に3店舗減少したが、上期全体では2店舗増加となっている。
サンドロ
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クローディ ピエルロ
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Maje
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