TJX、第2四半期売上高が予測を上回る——既存店売上高4%増を達成

米国のオフプライス小売大手、The TJX Companies(TJX)は、2026年8月1日を末日とする第2四半期の純売上高が151億8,000万ドルに達したと発表した。前年同期比5%増となり、連結既存店売上高(コンプセールス)は4%増と、社内予測を上回る結果となった。

同四半期の純利益は15億2,000万ドル。希薄化後1株当たり利益(EPS)は24%増の1.36ドルとなった。国際緊急経済権限法(IEEPA)関税還付による1株当たり0.14ドルの純利益を除いた調整後希薄化EPSは、11%増の1.22ドルとなっている。

2027年度上半期(第1・第2四半期合計)の純売上高は7%増の295億ドル、連結既存店売上高は5%増となった。同期間の純利益は28億5,000万ドル。希薄化後EPSは2.55ドル、調整後では2.41ドルとなっている。

最高経営責任者(CEO)兼社長のアーニー・ハーマン氏は、Marmaxx部門の売上高が当初目標を下回ったものの、収益性およびEPSはいずれも社内予測を超えたと述べた。さらに同氏は、「第2四半期の好調な利益実績を受け、通期の税引前利益率およびEPS見通しを上方修正する」と発表した。

セグメント別業績と店舗展開

部門別では、大半のコンセプトで堅調な既存店売上高の伸びが見られた。HomeGoodsは7%増、TJX Canadaは6%増、TJX Internationalは7%増をそれぞれ記録した。

Marmaxx部門の既存店売上高は1%増にとどまったが、純売上高は3%増の91億1,000万ドルとなった。HomeGoodsの純売上高は10%増の25億1,000万ドル、TJX Canadaは6%増の14億7,000万ドル、TJX Internationalは11%増の20億9,000万ドルとなっている。同四半期中に純増23店舗を出店し、グローバルの総店舗数は5,285店舗となった。

利益率と資本配分

第2四半期の税引前利益率は13.3%で、前年同期比1.9ポイント改善した。調整後では0.5ポイント増の11.9%となっている。売上総利益率は33.4%(調整後31.4%)で、商品マージンの改善が寄与した。

上半期の営業キャッシュフローは21億9,000万ドルを創出し、四半期末時点の現金および現金同等物は60億ドルとなった。また、第2四半期には7億9,800万ドルの自社株買いおよび5億2,900万ドルの配当を通じ、合計13億ドルを株主に還元している。

2027年度見通しと成長戦略

ハーマン氏は、第3四半期の出足は好調で、Marmaxx部門でもトレンドが改善していると述べた。

2027年度第3四半期については、連結既存店売上高を2〜3%増と見込んでいる。税引前利益率は12.8〜12.9%、調整後では12.3〜12.4%を計画。希薄化後EPSは1.36〜1.38ドル、調整後では1.30〜1.32ドルを予想している。

通期の連結既存店売上高成長率は3〜4%の見通しを維持。通期の税引前利益率ガイダンスは12.3〜12.4%(調整後12.0〜12.1%)に引き上げられた。

通期の希薄化後EPSガイダンスは5.31〜5.36ドルに増額され、調整後希薄化EPSは5.15〜5.20ドルを目標としている。

さらに、2028年度以降は年間出店ペースを4%に加速する方針を示した。長期的なグローバル店舗目標を500店舗拡大し、既存ブランドの合計で最終的に7,500店舗の達成を目指す。


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