ジョルジオ・アルマーニ社、新取締役会を選任

ジョルジオ・アルマーニ社（Giorgio Armani SpA）の新取締役会が本格的に始動した。構成メンバーは、パンタレオ・デッロルコ（会長）、シルヴァーナ・アルマーニ（取締役）、アンドレア・カメラーナ（取締役）、ジュゼッペ・マルソッチ（最高経営責任者兼ゼネラルマネージャー）、マルコ・ビッザーリ（取締役）、ジョン・フックス（取締役）、フェデリコ・マルケッティ（取締役）、およびアンジェロ・モラッティ（取締役）である。

同社は声明の中で次のように発表した。「本日、アルマーニ氏の承継に関する手続きが、予定された期間内に極めて円滑かつ平穏に完了したことを受け、株主総会を開催し、新取締役会を選任することができた」。取締役会は、ブランドの創業者である故人の遺志に基づき、新たな最終的な構成で就任した。

デッロルコ会長は次のように強調した。「ジョルジオ・アルマーニ社の新取締役会は、アルマーニ氏の長年の協力者である家族および最高経営責任者（CEO）に加え、確かな能力と経験を持つ独立した専門家で構成されている。これは、アルマーニ氏が50年の歴史の中で築き上げてきた美の概念、ビジネスモデル、そして倫理的価値観を継続し、高め、現代に合わせていくための最良の保証となるものである。これにより、市場の課題と機会に最善の形で立ち向かうことが可能になる」

新取締役会は、財団および相続人によって選出された8名のメンバーで構成される。その内訳は、アルマーニ家の代表者3名、および業務執行権を持たないファッション・金融分野の専門アドバイザー4名である。最高経営責任者（CEO）兼ゼネラルマネージャーは、取締役会に含まれる唯一の従業員であり、会社の業務執行を委任されている。

新取締役会の設立および新取締役の就任と同時に、デッロルコの会長就任、およびマルソッチの最高経営責任者（CEO）兼ゼネラルマネージャー就任が承認された。

声明はさらに続く。「取締役会は、アルマーニ氏が定めた創業の原則に従って運営される。これらの原則はジョルジオ・アルマーニ財団によって保証される。同財団の資本参加比率は、新たな株主の参入や株式上場につながる可能性のある将来の展開にかかわらず、決して30パーセントを下回らないよう定められている」

アルマーニ財団のメンバーは、パンタレオ・デッロルコ（会長）、アンドレア・カメラーナ（理事）、アーヴィング・ベロッティ（理事）、エレナ・テレンギ（理事）、およびアンドレア・シルベストリ（理事）である。

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