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パリ装飾美術館でイリス・ヴァン・ヘルペンの回顧展開催へ

By Rachel Douglass

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カルチャー
Image: Iris van Herpen, SS21

フランスのパリ装飾美術間(Musée des Arts Décoratifs)は2023年と2024年の展覧会スケジュールを発表し、オランダ人デザイナーのイリス・ヴァン・ヘルペン(Iris van Herpen)の功績を振り返る回顧展を開催すると明かした。

会期は2023年11月29日〜2024年4月28日で、ヴァン・ヘルペンのデザインを象徴した8種類のテーマを中心に展開される没入型の展示になると言う。

会場では厳選された現代アート作品、インスタレーション、ビデオ、写真、自然に関する資料などをヴァン・ヘルペンのデザインしたドレス100点とともに展示する。加えてアムステルダムにあるヴァン・ヘルペンのスタジオを再現した部屋や、彼女のコレクションファッションショー動画も登場する。

また同美術館ではヴァン・ヘルペンの回顧展のほかに、2つの展示会が予定されている。

来年4月5日〜9月17日に開催予定の展示会「Cheveux & Poils(頭髪と体毛)」では何世紀にもわたり人々の身だしなみの一部として捉えられてきた髪型やグルーミングに注目し、時代ごとの髪型の歴史やその文化に与えた影響を深堀していく。

展示品の中にはジャン・ポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)、 アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)らなどの作品に見る髪に関連したコンテンポラリー・ファッションも含まれる。

一方、同じく来年の9月23日〜2024年4月7日に開催される「Mode et Sport(ファッションとスポーツ)」展(主催:ラコステ)では、ファッションとスポーツのつながりを洋服やアクセサリーなどの資料を通じて探る。

同展ではスポーツウェアの歴史をたどりながら、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)、ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)、 エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)といった戦間期に活躍したデザイナーに焦点を当てる。

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