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「マノロ ブラニク」が創業50周年記念バーチャルアーカイブ展示会を開催

By Danielle Wightman-Stone

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カルチャー

画像: courtesy of Manolo Blahnik

家族経営の高級靴ブランド「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」は創業50周年を記念し、これまで発表してきた靴の歴史を振り返るインタラクティブなバーチャル展覧会「マノロ ブラニク アーカイブ:ある新たな歩き方(原題:Manolo Blahnik Archives: A New Way of Walking)」の公開を開始した。

画像: courtesy of Manolo Blahnik

インターネットの仮想空間に作られた展覧会のサイト(TheArchives.ManoloBlahnik.com)は、「過去と現在の歴史的瞬間」(マノロ ブラニク)を象徴する5つの部屋に分かれており、それぞれの部屋で「マノロ ブラニク」史上初となるブランドのアーカイブを閲覧できるようになっている。

画像: courtesy of Manolo Blahnik

また、コンテンツはブランドの設立者ブラニクが描いたスケッチ「ある新たな歩き方(A New Way of Walking)」を中心に構成され、ブラニクの芸術的才能やユーモアに溢れ、独特の複雑さを持つ靴のデザインが楽しめる内容となっている。

ブラニクが実際に靴をデザインする時のようなスケッチ画のトップページを通った後に「ザ・パレットルーム(The Palette Room)」と名付けられた部屋に進むとカラフルな色使いを愛したブラニクによる80点の靴がスケッチ画とともに色ごとに並ぶ。スケッチ画をクリックすると靴のイラストを拡大できたり、制作に込められた物語やインスピレーションなどの情報が読めたりするほか、完成後の靴を360度見回すことができる画像も表示される。

画像: courtesy of Manolo Blahnik

1971年にロンドンのオールドチャーチ通りに第一号店を開店した「マノロ ブラニク」は、創業から50年間後、21の直営店をもつまでに成長。店舗のなかには最近ニューヨークに開業したばかりの2つの新店のほか、イーストハンプトンのポップアップショップ、マンハッタンのマディソン通りの旗艦店も含まれる。現在、欧州、北米、アジア、オーストラリアの全31カ国に販売拠点を持ち、世界の小売店・百貨店など303店舗に加え公式オンラインショプでも全世界に向けて商品を販売している。2019年にはイタリアのパヴィアにあるアトリエと生産拠点を取得した。

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