スナップショット:「ナイキオンエア」2018受賞作品
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昨年、ナイキ(NIKE)は東京、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ソウル、上海で現地のデザイナーによるエア マックス(AIR MAX)のデザインを募集するイベント「ナイキ オン エア」(Nike: On Air)を開催した。最終的に開催都市1都市につき1作品、合計6作品が選ばれ、米国のナイキ本社で受賞デザイナー達とのコラボによる製品化が進められた。本日その試作品が披露された。
受賞したデザインのエア マックスは2019年4月に発売予定で、受賞デザイナーは構想段階から完成まで商品化のすべてのプロセスに参画する。販売価格や店舗はまだ発表されていない。
ニュヨーク代表のデザイナー、ガブリエル・セラーノ(Gabrielle Serrano)は様々な肌色を使い「Air Max 98 La Mezcla 」をデザイン。異なる人種や文化が共存するニューヨークの多様性を表現した。
ソウル在住のグァン・シン(Gwang Shin)はソウルのネオンサインや韓国の太極旗にヒントを得て「Nike Air Max 97 Neon Seoul」を製作した。
ロンドン出身のデザイナージャスミン・ラソード(Jasmine Lasode)は、「Nike Air Max 97 」をベースにロンドンの夏と彼女の初恋の思い出の地プリムローズヒルの情景をシューズに再現した。
東京代表の宅万勇太は、東京の地下鉄をテーマに「Nike Air Max 1 Tokyo Maze」をデザイン。エンボス加工のレザーと赤のエアバッグで東京のコンクリートの街並みやアイコニックな東京タワーを表現した。
フランスの最終作品に選ばれたシューズは、パリの裁判所の建設現場の写真に刺激を受けたデザイナーのルー・マゼロン(Lou Matheron)が「Nike Air Vapor Max Plus」をモチーフに製作した。
上海在住デザイナーのキャッシュ・ルー(Cash Ru)は上海の空に浮かぶ雲の流れをイメージした「Nike Air Max 97 SH Kaleidoscope 」を製作した。
写真: Nike newsroom