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2021年秋冬ファッションのマクロなテーマ:統合グローバリズム

By Trendstop

2021年6月3日

世間では人々が物理的に隔離されるという事態が起こっているが、ファッション業界ではコラボレーションやインクルーシブなカルチャーを広めるキャンペーンを通じて、世界のコミュニティとのつながりを取り戻そうとする動きが高まっている。コミュニティーへの大切さに改めて気づき、国境が再び開くのを心待ちにする消費者の心を象徴するかのような「統合グローバリズム (Integrated Globalism)」は、そんな消費者の前向きで外へ飛びだしたい気持ちに響くファッション・コンセプトだ。

テーマの方向性

統合グローバリズムは、文化の歴史や匠の技の美しさを自信に満ちた表現で魅せることにより、世界のコミュニティとより深い、本物のつながりを育んでいこうとするもの。また自然環境を重視し、人々や地球のためのサステビリティを意識している。

プリントの方向性

世界の伝統文化に着想を得たプリントは、単色使いや柔らかいタッチの幾何学模様、不規則に配置された大胆で主張のあるストライプで現代風にアップデートされている。また、東洋の香りのする花柄や植物柄など、ビンテージのトロピカルプリントを感じさせる伝統的な技術を使ったプリントも登場。

アパレルの方向性

今シーズンのコアなテーマである「着心地のよさ」を反映しつつ、世界のドレスコードにインスピレーションを得た着心地のよいルックスが際立つ。注目はオーバーサイズ・スーパーソフト・ナチュラルなコントラストカラーの生地のレイヤードのシルエット。ファッションとスポーツウェアの融合が続くなか、アクティブウェアの要素が世界の伝統文化をテーマにしたルックスのデコラティブなディティールやプリントに取り入れられている。