2022年春夏メンズ・バッグのトレンド

バッグのデザインは季節を代表するモチーフを踏襲するもの。手軽に使えるカジュアルなものから洗練されたフォーマルなバッグまで、SS22のバッグは見た目も中身も妥協がない。機能性や汎用性、そして長く使える耐久性を兼ね揃えた最新シーズンのメンズバッグは、目の肥えたコンシャスな消費者にとって永遠に愛される魅力を約束すること間違いない。

今回のFashionUnitedでは、世界のトレンド予測を手がけるTrendstopより、2022年春夏シーズンのランウェイで人気上昇の主要メンズ向けバッグトレンドを初公開する。

マン・スラウチ(The Man Slouch)

ダボっとしたスラウチシルエットを持つホールドオールやトートバッグをはじめ、アパレルでも人気のコンフォートな要素がバッグにも浸透。そのしなやかな形状は、折ってクラッチとして持ったり、抱き抱えたりと使い方もさまざま。ふかふかして柔らかいレザーや手触りのよいスエードが、オーバーサイズで中身も広々としたバッグを包み込み、究極の心地よさを演出。

完全ジェンダーレスなフォーマルバッグ

コンパクトなバッグでは、フォーマルバッグのフェミニンなデザインがジェンダーレスに変身。ボクシーなフォルムの斜めがけショルダーバッグは、両手がフリーになり実用的。ほかにも、角を丸くしてソフトな印象を持たせたものや、曲線状にカットされたフラップの留め具、控えめで洗練されたイメージのパステルカラーのバッグなども登場。

マルチキャリートート

マルチストラップつきのトートバッグで、新しいスタイルを追求。トップハンドル、斜め掛け&ショルダーストラップなどさまざまなストラップを織り交ぜ、多機能性を最大限に強調。カチっちりしすぎず、耐久性のある布地や丈夫かつプレミアムな質感のあるレザーを使った実用的でソフトなシルエットがトレンド。