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2023年春夏ウィメンズフットウエアのキー・トレンド

By Trendstop

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ファッション

Hermès SS23 footwear. Image: Trendstop

ファッション・トレンドの予測を手がけるTrendstopがFashionUnited読者に向けてお届けするファッショントレンド情報。今回のテーマは、最新ランウェイに見る2023年春夏シーズンに向けたフットウエアの新たなトレンド。

アパレルを追うように、フットウエアも一段とクリエイティブで予想外にファッションを彩る季節のキー・トレンド化している。メタバースのインスピレーションは、デジタルの世界からフィジカルな世界に発展し、一方で、人間の手の温もりを感じるDIYや手仕事の要素も影響力を増している。さらに消費者が重視する快適さを追求した幅広や丸みを帯びたデザインやソフトな感触の素材にも注目が集まっている。

リアルワールドのデジタルデザイン

アパレル同様、ヴァーチャルな世界の影響が、フィジカルなフットウエアのデザインにも見られている。誇張したり、オーバーサイズになったりと遊び心に溢れたスタイルは、靴の表現をかつてないほどクリエイティブで予想外に。モジュール構造や球根のように丸いソールなど、メタバースにヒントを得たデザインは、いまにもアバターが履きそうだ。さらにソフトな素材の靴下のようなブーティーやクリスタルのスタッズ付きのシューズも加わって、ますます異次元の世界観が広がる。

ラウンドバンパーソール

消費者の履き心地へのニーズに対応して、形の誇張されたフットウエアがより実用的になって登場。ぼってりとしたモールデッドウェッジやフラットフォーム・ソールのワイドバンパースタイルの靴は、ハイヒールよりも履きやすく、緩やかに丸みを帯びたフォルムやフットベッドが快適さを最大限に引き出す。しなやかなパッド入りレザーや半透明のラバー、マットなフィニッシュがより包み込むようなソフトな印象を与える。

アップサイクル・フットウエア

アップサイクルの波がフットウエアにも到来し、リサイクル素材やデッドストック素材、再生材料を使ったデザインの靴が話題に。古いシューズのミッドソールを他の素材で挟んで作り替えたり、古着のレースやガムテープをストラップにしたり、別のフットウエアで使用したベルトや靴紐を新しい留め具にしたりと、ユニークなアップサイクル・デザインが続々とお目見え。手描きのイラスト付きのソールはより独創的に作られたDIYの味わいを引き立たせる。

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2023年春夏
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