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「マルニ」が東京国立競技場で秋冬2023のショー開催、カラフルな新作が続々登場

By Julia Garel

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ファッション
Marni, show in Tokyo. Credit: Marni, autumn 23

今月1日、ラグジュアリーブランドの「マルニ(MARNI)」の秋冬2023メンズおよびウイメンズコレクションのショーが東京・代々木の国立競技場 第二体育館で開催された。世界各地でトラベルショーを開催している「マルニ」の最新作は、水玉模様や明るいカラー、幾何学的なラインなどブランドの象徴的なコードに溢れ、当日登場したオーケストラの奏でる音楽とともに会場を彩った。

「マルニ」の秋冬2023コレクション

白い布で覆われた円形のステージで行われた今回のショー。オープニングでは甲高いバイオリンの音が会場に響きわたり、オーケストラの間から、赤と黄色の単色のドレスを着たモデルが現れた。ショーの前半は引き続き原色を使ったカラーパレットが中心となった一方、後半では白や黒の背景にウインドゥペーンのチェック柄や水玉模様の入ったシルエットが登場した。

Marni, show in Tokyo. Credit: Marni, autumn ‘23
Marni, show in Tokyo. Credit: Marni, autumn ‘23

「マルニ」のプレスリリースによると、デザインのインスピレーションはアメリカ人アーティストのソル・ルウィット(Sol LeWitt)やジャズ音楽作曲家兼ピアニストのサン・ラー(Sun Ra)で、彼らの遊び心にあふれた感性が流線形のシルエットやテーラリング、カッティング、ボリュームたっぷりのコートに具現化されているという。

イタリア発の「マルニ」は、その幾何学的でカラフルなデザインがここ数年、日本で人気となっている。2000年に旗艦店を開業した日本は、現在同社の最大市場の一つ(世界全体の売上の23%を占める)だ。(WWD)

フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)クリエイティブディレクターはWWDの取材で、トラベリングショーの目的について、各国のコミュニティの“流行発信地”で新作を披露することだと話している。2022年9月には同氏が手がけた2023春夏のショーがニューヨークのブルックリン橋で開催された。

Marni, show in Tokyo. Credit: Marni, autumn ‘23

現在「マルニ」は日本で直営店2店、インショップ店舗23店、小売店3店の合計28店舗を運営している。

本記事の原文は、本誌フランス版(FashionUnited.FR)に掲載されたものです。

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