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‘22年春夏ウィメンズウェアの5大トレンド

ファッション

By Léana Esch

2021年7月19日

実用性と着回し重視のシーズンを経て、楽観や歓びを感じるスタイルが2022年春夏には本格的にカムバックする。これまで以上にファッションが日常からエスケープして前に進むためのツールになることが、各ブランドの新作コレクションから見て取れる。そんな来春シーズンのウィメンズウェアのマストなトレンドから、新作コレクションのポイントや注目のカラーパレットをFashionUnitedが詳しくご紹介。

Gender-free(ジェンダーフリー)

Balenciaga SS22

ここ数年、多くのコレクションがユニセックスな服を披露し始めているが、この流れは定着するとみられる。各ブランドの2022年春夏新作では、ユニセックスというコンセプトが季節を問わずに使える服や普段着を中心により使い勝手のいいタイムレスなアイテムにも浸透。特に注目したいのは単体としてほかの服と自在に組み合わせて楽しめるジェンダーレスなアイテム。たとえばスーツでは、前さがりのシルエットにメンズ、ウィメンズ両方のアイテムとして引き立つディテールを加えたデザインがお目見え。「アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)」は光沢のあるカーキのシルエット、「バレンシアガ(Balenciaga)」はオーバーサイズでウエストのくびれが印象的なデザインのスーツをそれぞれ発表している。

Arts and crafts(アート&クラフト)

Chanel Cruise 2022
Chloé Resort 2022

ニットやプリントなど、2022年春夏はクリエイティブなデザインがいたるところで目白押しだ。まるで「DIYの現代的なアレンジ」かのようなそのスタイルは、生地を意外な組み合わせで楽しんだり、フリンジを合わせたりとまさに独創的 。また、手描きやハンドメイド、カスタムを取り入れ、高まるアップサイクリングや天然素材への関心に応えた想像力あふれる新作が続々登場。ここでもまた、長きにわたり確立されてきた手法に彩りを加えることでコンテンポラリーさを追求。特にこのトレンドは「シャネル(Chanel)」や「クロエ(Chloé)」のリゾートコレクションで顕著に見られた。

Fine print (上品なプリント)

Desquared2 Resort 2022

カラーがキーワードの2022年春夏シーズンでは、当然のことながらプリントもポイントに。なかでもドレスおよびビーチ&スイムウェアを彩る自信に満ちた大胆な花柄プリントや、トップス・ドレス・アクセサリーにあしらわれた大型のアップリケに現代風のタッチを加えて表現されたモダンなフォークプリントが今シーズンの特徴。プリントは来夏のワードローブに上品な質感を与えるとともに、希望や前向きさ、永遠の楽観を象徴する。「ディースクエアード(Dsquared2)」は2022年のリゾートコレクションでレインボーカラーのストライプを取り入れたほか、「MSGM」と「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(Philosophy di Lorenzo Serafini)はネオンカラーのフローラルプリントを披露した。

Work it out(ワークアウトスタイル)

Christian Dior Resort 2022

ラウンジウェア同様、アクティブウェアは今やデイリーなワードロープの一つとなり、彫刻的なディティールや視線を釘づけにするステイトメントのあるアイテムへとアップデートされている。各ブランドの新作では、ムードを盛り上げる楽しげなネオンカラーや、テクノロジーにインスパイアされた未来を思わせるディティールなどが光る。もちろん着心地や汎用性も引き続きポイントだが、環境に配慮した素材を使用したサステナブルな生地への注目度も高い。スポーツは「ディオール(Dior)」の2022年リゾートコレクションでも欠かせない要素であったほか、「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ」のアクティブウェアでは全身エメラルドグリーンの繊細なテーラーリングが際立った。

Orchid pink(オーキッドピンク)

Oscar de la Renta Resort 2022

2022年春夏を彩るのは蘭の花の明るく深みのある赤紫色、オーキッドピンク。トレンド予測を手がける「WGSN」およびそのカラーシステム「Coloro(コロロ)」が来夏の色に選んだオーキッドピンクは、コレクションのいたるところに散りばめられている。「マックスマーラ(Max Mara)」「オスカー デ ラ レンタ(Oscar de la Renta)」「MSGM」はオケージョンウェア、水着などでオーキッドピンクを使い蘭の花の力強いエネルギーやポジティブさを演出。一色でも十分に存在感のある濃いマゼンタの色味がムードメーカーとして一役買っている。

画像提供: Catwalk Pictures